
病院に行く時間がなくて困っている方や、オンライン診療を検討している方に向けて情報をまとめました。
デジタルクリニック(デジクリ)は、オンライン診療サービスのひとつとして紹介されていますが、利用を検討する際には「どのような仕組みなのか」「対応範囲や費用はどうなっているのか」を、事前に確認することが大切です。
仕事や家事で通院の時間が取れない方や、プライバシーに配慮した相談方法を探している方にとって、オンライン診療はひとつの選択肢になります。
本記事では、公開されている情報をもとに、デジタルクリニックの概要や利用時の確認ポイントを整理しました。オンライン診療を検討する前に、基本的な仕組みや注意点を確認しておきましょう。
監修者

天白橋内科内視鏡クリニック院長
野田 久嗣 Hisatsugu Noda
医学博士
日本内科学会認定内科医
日本消化器病学会消化器病専門医
日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
がん治療認定医
デジタルクリニックは怪しい?安全性を確認
オンライン診療サービスを利用する際、「安全性や信頼性はどうなのか」という疑問を持つ方は少なくありません。
新しい医療サービスを利用するにあたっては、客観的な事実や公式情報を確認し、自分に合っているかを見極めることが重要です。
ここでは、運営体制や診療の流れ、医薬品の取り扱いに関する公開情報を整理しました。
処方薬の品質と配送の取り扱いについて
デジタルクリニックで扱われる薬剤は、医師の診察に基づき、承認された医療用医薬品が調剤されると案内されています。医薬品の適応や用法・用量は、診察内容や患者の状態に応じて医師が判断します。
配送については、公式情報によると全国一律の配送料(税込550円、一部クール便は税込1,100円)で対応され、外装から中身が分からない配慮がなされる場合があります。お届けまでの日数は目安であり、最短翌日になることもあるとされていますが、地域やタイミングにより異なります。
薬剤の保管は、定められた温度管理を考慮して行われる仕組みがあり、必要な場合にはクール便で配送されるケースもあります。
服薬指導に関しては、診察時に医師から案内があり、質問や不安についてはチャットで相談できる窓口があると紹介されています。
薬剤の使用期限はパッケージに表示されており、期限切れのものは使用しないよう注意喚起が行われています。
利用者が感じる不安要素と確認ポイント
オンライン診療に関してよく挙げられる不安として、対面診療と比べた際の診療の質や、副作用などへの対応が挙げられます。
公開されている情報によると、オンライン診療は厚生労働省のガイドラインに沿って行われ、必要に応じて対面診療と組み合わせることで、安全性を確保する体制がとられています。
薬の使用においては、初回処方時には少量から開始し、経過を確認しながら調整する方法がとられることがあります。副作用が疑われる場合には、服用を中止し医師に相談するよう案内されています。
診療後も再受診や相談ができる体制があることが公式情報で示されています。こうした体制があるかを確認し、安心して相談できる環境を選ぶことが重要です。
デジタルクリニックのメディカルダイエットに関する口コミ・評判を徹底調査
ここでは、デジタルクリニックを利用した方の口コミ・評判を見ていきましょう。
今回、実際にデジタルクリニックを利用した方30人に、利用した感想をアンケート調査しました。多くの方に対して「デジタルクリニック独自アンケート」を実施したことで信頼性が高いため、これからデジタルクリニックを利用するか迷っている方の良い参考になるでしょう。
以下のアンケート結果を、今後の参考にしてみてください。
調査の目的 | デジタルクリニックの診察を受けてメディカルダイエットを利用した感想に関するアンケート |
調査人数 | 30人 |
調査方法 | インターネットリサーチ |
調査実施期間 | 2025年8月1日~8月2日 |
オンライン診療を受けたときの年齢は20代後半から30代後半が多い

デジタルクリニックでメディカルダイエットをした方の当時の年齢を聞いたところ、以下のような結果になりました。
10代 | 0人 |
20代前半 | 3人 |
20代後半 | 6人 |
30代前半 | 7人 |
30代後半 | 8人 |
40代前半 | 5人 |
40代後半 | 0人 |
50代前半 | 1人 |
50代後半 | 0人 |
デジタルクリニックのオンライン診療を通じたメディカルダイエットが、20代後半~30代後半のユーザーに幅広く支持されていることがわかります。なかでも30代後半が8人と最多であり、「20代以下よりも見た目に対して心配ごとが増えてきた」ことが要因であると分析できます。
また、20代前半~後半、30代前半も30代後半に近い人数が一定数おり、20代後半〜40代前半にかけての層に広く利用されている点が大きな特徴です。一方、10代や50代の利用はほとんど見られません。デジタル診療という形態に慣れていないことが要因と考えられます、
このように、デジタルクリニックのオンライン診療は、忙しい働き世代が無理なく取り組むことができて時間や場所に縛られず始められる利便性が、見た目を気にし始める30〜40代のニーズと一致しているといえるでしょう。
デジタルクリニックを選んだ理由としては「薬が求めやすい価格になっている」が多い

数あるなかで、「なぜデジタルクリニックを選んだのか」という質問に対して、以下のような回答が集まりました。
希望する薬を求めやすい価格で購入できるから | 13人 |
希望するダイエットプランがあったから | 7人 |
オンラインで診察を受けることができて便利だから | 10人 |
デジタルクリニックを利用した理由として、「薬を求めやすい価格で購入できる」が最多です。選択した人数は13人で、全体の約43.3%を占めていました。つまり、デジタルクリニックは「できるだけ安い価格でダイエット治療薬を手に入れたい」と思うニーズを満たす価格設定ができているということでしょう。
デジタルクリニックの利用者は20代後半~30代後半が多く、この世代は子育て真っ盛りでさまざまなことにお金を使う時期です。一方、20代までと比較して加齢や出産などで見た目に変化があらわれる時期でもあります。
「子育てに影響のない範囲でダイエットに取り組みたい」という年代特有のニーズと、デジタルクリニックの価格設定がマッチした結果といえるでしょう。
メディカルダイエットを行った期間は3ヶ月~4ヶ月が最多

デジタルクリニックの利用者に聞いた、メディカルダイエットに取り組んだ期間は以下のとおりです。
1ヶ月未満 | 1人 |
1ヶ月~2ヶ月 | 4人 |
3ヶ月~4ヶ月 | 15人 |
5ヶ月~6ヶ月 | 8人 |
7ヶ月~8ヶ月 | 0人 |
1年以上 | 2人 |
アンケート結果をみると、「1ヶ月未満」や「1ヶ月~2ヶ月」でダイエットを終えている人はほとんどいないということがわかります。
これは、一般的にメディカルダイエットの効果があらわれるまでに「3ヶ月程度かかる」とされる点からも明らかです。メディカルダイエットを始めても2ヶ月未満では成果が出にくいため、多くの方が最低でも3ヶ月以上はメディカルダイエットに取り組むと考えられます。
実際、今回のアンケートでもっとも多かった「ダイエット期間」は「3ヶ月~4ヶ月」で、全体の半数を占めます。体重や見た目に変化が出たことを実感するまでの期間、メディカルダイエットに取り組む方が多いことがわかります。
デジタルクリニックの料金に対する満足度はほとんどが☆4つ以上と回答

デジタルクリニックの「デジタルクリニックの料金」に関する利用者の評価は以下のとおりです。
☆☆☆☆☆ | 6人 |
☆☆☆☆ | 19人 |
☆☆☆ | 3人 |
☆☆ | 2人 |
☆ | 0人 |
アンケートの結果から、デジタルクリニックを利用したほとんどの方がメディカルダイエットの料金について満足していることがわかります。
30人中25人が☆4以上を選択しており、「☆☆」や「☆」といった低評価がほぼなかったことから「価格に見合う価値がある」「価格以上の価値がある」と利用者のほとんどが評価していることがわかります。
薬の価格設定だけでなく、オンライン診療によって得られる「交通費がかからない」「移動の時間がかからない」というメリットが、「コストパフォーマンスが高い」という評価につながっているとも考えられるでしょう。
医師の対応やカウンセリング(オンライン診療含む)の満足度はほとんどが☆4つ以上と回答

デジタルクリニックの「医師の対応やカウンセリング(オンライン診療含む)」に関する利用者の評価は以下のとおりです。
☆☆☆☆☆ | 11人 |
☆☆☆☆ | 15人 |
☆☆☆ | 1人 |
☆☆ | 3人 |
☆ | 0人 |
ほとんどの方が☆4つ以上の評価をつけており、医師の対応やカウンセリングの仕組みに満足していることがわかります。特に☆5をつけている方が全体の3分の1以上を占めており、多くの方が「想像を超えて快適なカウンセリングだった」と高評価しているということになるでしょう。
デジタルクリニックのメディカルダイエットではスマホで問診をおこなうことができるので、外出先や出張先でも場所を選ばずに問診の質問に回答できる手軽さがあります。
また、医師との診察後は最短当日で医薬品が発送されたり、クリニックからの荷物とわからないように梱包されたりと、きめ細やかな気配りがされている点が高評価につながったとも考えられます。
ダイエットについての不安をチャットで質問・相談できることも、医師の対応への満足度を上昇させた要因と考えられます。
予約の取りやすさの満足度は70%以上の方が☆4つ以上と回答

デジタルクリニックの「予約の取りやすさ」に関する利用者の評価は以下のとおりです。
☆☆☆☆☆ | 7人 |
☆☆☆☆ | 16人 |
☆☆☆ | 4人 |
☆☆ | 3人 |
☆ | 0人 |
予約の取りやすさに関しても、デジタルクリニックは高評価を得ています。その理由として考えられるのは「オンライン診療」という点です。
オンライン診療ではクリニックの営業時間に関係なく、予約は24時間365日いつでも取ることができます。仕事や家事が忙しい方でも、深夜や早朝の時間を利用して予約ができる柔軟な予約体制が、高評価につながったと考えられます。
☆2つの回答も一部ありますが、全体をみれば23人が☆4つ以上の回答をしており、全体的にはオンライン診療ならではの利便性の高い予約システムが高評価されているといえます。
デジタルクリニックのなかで利用者が多い30代は仕事や子育てで特に忙しい毎日を過ごしており、デジタルクリニックの「24時間いつでも予約できる」という予約体制がニーズにマッチしているのでしょう。
処方された薬は「リベルサス」が最多
ここでは、実際に処方されたダイエット薬と、それを飲んだ実際の感想をいくつかご紹介します。
40代前半
リベルサスを処方されました。
30代前半
リベルサスです。飲みやすいタイプの錠剤になっているので無理なく続けることができました
20代後半
リベルサスを処方されました。最初は空腹時に飲むのが面倒に感じましたが、次第に習慣化できました。
20代後半
マンジャロを処方されました。
今回のアンケートを確認したところ、利用者が初めて処方された治療薬は大半が「リベルサス」でした。今後、デジタルクリニックを受診する方も、多くの場合はリベルサスが処方されると思われます。
最初に処方された薬がリベルサスと回答した方の感想には「飲みやすい」「無理なく続けられる」「無味無臭」などの服薬しやすさが強調されています。利用者にとって「継続のしやすさ」は重要な判断基準であり、物理的な飲みやすさが心理的なハードルを下げていると考えられるでしょう。
一方、「マンジャロ」や「ルセフィ錠」などリベルサス以外の治療薬を処方されたケースも、少数ながら存在します。
デジタルクリニックを利用してみて良かったと感じたところ
ここでは、デジタルクリニックを利用してみた方が感じた、良かった点に関する口コミを解説します。
30代前半
通院しなくても自宅で診察が受けられるのは、忙しい自分にとって大きなメリットでした。医師とのやり取りも丁寧で安心感がありましたし、薬の配送もスムーズでした。
20代後半
自宅から簡単に診察を受けられるのがとても便利でした。待ち時間もなく、医師の説明も丁寧で安心感がありました。処方薬が自宅に届くので通院の手間もなく、忙しい中でも継続しやすいと感じました。
30代前半
デジタルクリニックを利用して良かった点は、オンラインで気軽に相談できるところです。自宅で専門医とやり取りできるので、忙しい日常の中でも時間を取らずにダイエットが続けられました。処方やアドバイスもすぐに受けられて、安心感がありました。
30代後半
オンラインで完結するので、人目を気にしなくても良いですし、クリニックが行なっているカウンセリングの予約も取りやすいです。
30代前半
一人ひとりの悩みや体質に合わせてプランを提案して頂けるため、安心して任せる事が出来て良かったです。またオンラインなので、自宅に居ながら医療ダイエットに取り組めます。
デジタルクリニックの良い点として挙がった内容を分析してみると、「通いやすさ」「信頼感」「ストレスフリー」の3点に価値を感じている層にとって、デジタルクリニックのサービス内容がマッチしていると考えられます。
まず、オンライン診療を利用することで自宅からでも簡単に治療を受けられる点に高評価を感じている方が多く、忙しい子育て世帯や働き盛りのサラリーマン・OLでもダイエットを続けやすい環境が整っているといえます。
デジタルダイエットは長期的に取り組む必要があることから、「時間的な制約が少ない」というのは利用者にとって重要な比較ポイントであると考えられます。
また、「人の目を気にしなくていい」という点も、プライバシーを大切にする層から高評価を受けています。
総じてデジタルクリニックは、「誰にも知られず、自宅にいながらダイエットをしたい」と感じる方にとっておすすめ度が高いでしょう。
デジタルクリニックを利用してみて改善してほしいと感じた点
ここでは実際にデジタルクリニックを利用した方が感じた、改善してほしいポイントを紹介します。
メディカルダイエットができるクリニックを探す際は、良い口コミ以外のネガティブな口コミも参考にすると正しく評価・比較がしやすくなります。
30代前半
改善してほしい点は、より具体的な食事指導やサポートがあると嬉しいです。
40代前半
デジタルクリニックはオンライン診療なので、体重や血圧などを医療者が直接測定することができないため、自己申告になり、正確性に乏しいためちゃんと診断できているのかは疑問が残るので、その点は改善してほしいなと感じています。
40代前半
初診料が必要でしたが、仕方ない事だとは分かっていても初診料が必要ないクリニックが他にあるので、その点は改善してもらいたいと感じました。
50代前半
予約画面が少し分かりづらくて、希望日時の選択に時間がかかりました。薬の価格がもう少し抑えられると継続しやすいと思いました。
20代後半
改善してほしいと感じたのは通信環境によっては音声が途切れたり、接続が不安定になることがあった点です。また、対面と違って細かな症状を伝えづらく、不安が残ることもありました。薬の配送に少し時間がかかる場合もあったので、もう少し早いと助かります。
上記の改善要望に共通するのは、「通信環境の改善」と「サポート内容の充実」です。
デジタルクリニックはオンライン診療によって予約~診察~処方~発送までの流れがスピーディになってはいますが、人によっては「サポート対応が手薄」と感じてしまう可能性もあります。
通信環境に対して「音声が途切れる」というような意見もありますが、これは利用者側とデジタルクリニックのどちらに原因があるかはわかりません。少しでも快適にオンラインクリニックを利用するためにも、自宅のオンライン環境を整えてから利用するようにしましょう。
これからデジタルクリニックでメディカルダイエットを検討されている方へのアドバイス
最後に、すでに体験済みの方から、これからデジタルクリニックでメディカルダイエットを検討されている方に向けたアドバイスをいただきました。
今後、クリニックを決める際の参考として読み進めてみてください。
30代前半
最初は不安もあるかもしれませんが、自宅で医師と話せるので気軽に始められます。
30代前半
説明をしっかりしてくれるところが良いので、一度相談されることをお勧めします。
40代前半
ビジネスやプライベートで忙しい人には、24時間365日いつでも診療してもらうことができるデジタルクリニックでのメディカルダイエットをおすすめです。サポート体制もしっかりしているので安心して利用することができます。
40代前半
丁寧に診療をしてくれる医師を求めるならばデジタルクリニックはオススメです。それと24時間医療チームがサポートしてくれますので、アフターフォローも手厚いです。アフターフォローの手厚さを求めている方にもオススメです。
40代前半
オンラインであっても医師の方は話しやすくて非常にフレンドリーでしたし、何かあれば直ぐにチャットで相談もでき環境は整っているので安心して利用できます。
これらの声からは、デジタルクリニックのメディカルダイエットに対する高い信頼感と満足度がうかがえます。特に「気軽さ」「安心感」「対応の丁寧さ」「サポート体制の充実」といったポイントが、クリニック選びの決め手になると考えられます。
オンライン診療に対して不安を感じる方も少なくありませんが、「医師が話しやすくフレンドリー」「丁寧な説明があった」「すぐにチャットで相談できる」といった声から、デジタルクリニックでは信頼できる環境が整っていることがわかります。
仕事や家庭の都合で忙しい人にとって、「24時間365日対応の診療体制」や「アフターフォローの手厚さ」は大きなメリットとして評価されています。副作用が出た際にもすぐに相談できる点が、安心感につながっているようです。
これからメディカルダイエットを検討されている方にとって、体験者のリアルな声は非常に参考になるでしょう。自分の生活スタイルや目標に合ったサービスかどうか、今回のアドバイスをヒントに検討してみてください。
デジタルクリニックの医療ダイエット薬の種類と選択肢
デジタルクリニックでは、医師の診察結果に基づき、複数の医療ダイエット薬が処方されています。薬剤はそれぞれ異なる作用メカニズムを持ち、患者の体質、症状、生活習慣に応じて健康状態や治療目標を総合的に評価し、最適な薬剤を医師が提案します。
処方される薬には、GLP-1受容体作動薬、SGLT2阻害薬、漢方薬など、幅広い選択肢があります。この多様な治療オプションにより、個々の患者に合わせたオーダーメイドの治療が可能です。
では、実際にどのような薬剤が利用されているのか確認してみましょう。
GLP-1内服薬リベルサスの特徴
リベルサスは、日本で2型糖尿病治療薬として承認されたGLP-1受容体作動薬の内服薬です。血糖コントロールを目的に使われ、同成分の「ウゴービ」は肥満症治療薬として承認されています。
処方には医師の診察が必要で、健康状態や他の薬との相互作用を確認します。服用は起床後の空腹時が推奨され、低用量から開始し段階的に増量します。
GLP-1注射薬やGIP/GLP-1注射薬の特徴
サクセンダは、米国や欧州で肥満症治療薬として承認されているGLP-1注射薬です。日本では同成分の「ビクトーザ」が糖尿病治療薬として承認されています。
1日1回の自己注射で、医師の指導を受けます。投与は0.6mgから開始し、体の反応を見ながら増量。処方時にはBMIや既往歴を考慮し、治療後も定期的なフォローアップが必要です。
ほかにもGLP-1注射薬のオゼンピックや、2種類のホルモンに作用することでより強い血糖コントロールと体重管理が期待できるGIP/GLP-1作動薬マンジャロも医師の判断により処方されることがあります。
その他の医療ダイエット内服薬の選択肢もある
デジタルクリニックでは、SGLT2阻害薬や漢方薬など、多様な内服薬の選択肢が用意されています。
SGLT2阻害薬は腎臓で糖の再吸収を抑え、尿中に排出する薬で、「ルセフィ」や「フォシーガ」が代表例です。腎機能や感染リスクを確認し、脱水や尿路感染症に注意が必要です。
漢方薬は、防風通聖散(皮下脂肪型)、防已黄耆湯(水太り型)がよく使われ、体質改善を目的とします。
デジタルクリニックのオンライン診療
デジタルクリニックでは、24時間365日対応のオンライン診療システムを提供。スマートフォンやパソコンから予約・診察・決済まで完結でき、診察後は最短当日発送で薬剤が配送されます。
専門の医療チームが24時間チャットでサポートしており、診察前後の相談も無料です。プライバシーに配慮した梱包で薬剤を配送し、ポスト投函のため受け取り時の対面も不要となっています。
このようなオンライン診療の具体的な流れや、実際の診察内容について詳しく見ていきましょう。
予約から最短当日配送までの流れ
オンライン診療の利用は、ウェブサイトからの予約で始まります。
カレンダーから希望日時を選択し、基本情報と事前問診票に回答します。問診は約3分で完了し、症状や服用中の薬剤、アレルギーの有無などを入力します。予約は24時間365日受け付けています。
決済はクレジットカード、デビットカード、コンビニ後払い、代金引換、銀行振込から選択できます。
診察後は医師の判断により薬剤が処方され、最短当日発送となります。12時までの決済完了で翌日着、東京・神奈川・千葉・埼玉エリアでは別途バイク便の送料(税込3,000円~)が必要ですが、バイク便利用で当日配送も可能です。
配送料は全国一律550円(税込)、クール便の場合は1,100円(税込)です。薬剤は目立たない梱包でポスト投函され、伝票には依頼主「同上」、品名「日用品」と記載されプライバシーが保護されています。
実際の診察時間と医師の対応品質
オンライン診察は予約時間に医師から電話で行われ、約5〜10分程度で完了します。
医師は事前問診票の内容を確認しながら、症状の詳細や治療歴、生活習慣などについて質問。診察では、現在の症状の程度、持続期間、他の薬剤との併用状況、副作用歴などが確認されます。患者の状況に応じて、適切な薬剤の種類や用量が決定されます。
診察品質については、専門の医師や医療チームが対応し、患者一人ひとりの悩みに真摯に向き合うサポート体制が整備されています。診察後も24時間チャットで相談可能で、治療継続や副作用に関する質問にも対応しています。
再診料は無料のため、効果や副作用について気になることがあれば気軽に相談できる環境が提供されています。医師の判断により処方が適さないと判断された場合は、処方されない場合もあります。
処方薬の受け取りと服用開始まで
薬剤の配送は目立たない梱包で行われ、ポスト投函のため在宅の必要がありません。通常配送では発送から1〜3日程度で到着し、北海道や沖縄、離島などでは追加の日数を要する場合があります。バイク便利用時は当日6時〜23時の配送で、対象地域では診察当日の薬剤受け取りが可能です。
薬剤の保管は添付の説明書に従って行い、冷蔵保管が必要な薬剤はクール便で配送されます。服用前には必ず薬剤の種類、用量、服用方法を確認し、不明な点があれば医師に相談します。
服用開始後は医師の指示に従って継続し、効果や副作用について定期的に報告しましょう。公式LINEを通じて24時間相談可能で、服用中の不安や疑問にも迅速に対応されます。定期配送プランでは毎月自動的に薬剤が配送され、プランの変更や停止も柔軟に対応可能です。
デジタルクリニックと他社オンライン診療の料金・利便性について
オンライン診療サービスは増えており、デジタルクリニックを含め多くの選択肢があります。料金だけでなく、診療方法や利便性、サポート体制など、さまざまな観点からサービス内容を理解することが大切です。
本章では、デジタルクリニックと主要な他社オンライン診療サービスの特徴やサービス内容を整理し、利用者が選択する際の参考情報として提供します。特定のサービスの優劣を示す表現は避け、中立的に情報をまとめています。
メディカルダイエット治療薬の種類と費用
スクロールします→
クリニック | リベルサス3mg (税込) |
サクセンダ18mg (税込) |
オゼンピック2mg (税込) |
マンジャロ2.5mg (税込) |
---|---|---|---|---|
![]() 詳細はこちら |
初月1,000円オフ 6ヶ月定期便 8,415円/月 |
初月1,000円オフ 1ヶ月定期便 20,230円 |
初月1,000円オフ 1ヶ月定期便 26,125円 |
初月1,000円オフ 1ヶ月定期便 27,500円 |
![]() 詳細はこちら |
クーポン利用で 初月2,500円オフ らくらく定期便6ヶ月 7,920円/月 |
- | 1本 24,200円 |
初月5,000円オフ らくらく定期便1ヶ月 30,900円 |
![]() 詳細はこちら |
クーポン利用で 初月1,000円オフ 定期便6ヶ月 7,920円/月 |
- | 1本 24,200円 |
初月4,000円オフ らくらく定期便1ヶ月 30,900円 |
【DMMオンラインクリニック】
キャンペーンはお一人様一回限り有効。決済時にコードの入力が必要です。リベルサス「r73b7」、マンジャロ「dietmounjaro」。DMMオンラインクリニックはオンライン診療のプラットフォームサービスです。診療は提携先医療機関である、医療法人社団DMHが行っています。
【スマルナ】
キャンペーンはお一人様一回限り有効。決済時にコードの入力が必要です。リベルサス「RBL1000」、マンジャロ「MNJ4000」
【デジタルクリニック】
初回1,000円オフ。お一人1回まで利用可。決済時にコード「TRYGLP1」の入力が必要です。GLP-1内服薬またはGLP-1注射薬を含む処方の場合適用されます
デジタルクリニックでは、医師の診察に基づき複数のメディカルダイエット薬が処方されます。内服薬ではGLP-1受容体作動薬のリベルサスが利用され、注射薬ではGLP-1注射薬のサクセンダやオゼンピックに加え、GIP/GLP-1二重作動薬のマンジャロも選択肢として提供されています。
これらの薬剤はすべて医師の管理下で使用され、患者の状態や体調に応じた適切な処方が行われます。服用中は、体調や副作用の変化を確認しながら用量や薬剤の調整が行われる場合もあります。
診察料や配送料、診療時間など利便性について
スクロールします→
クリニック | 診察料 (税込) |
配送料 (税込) |
診察時間 |
---|---|---|---|
![]() 詳細はこちら |
初診料:1,650円 (※キャンペーン適用で0円) 再診料:0円 |
550円 (クール便は1,100円) |
24時間 |
![]() 詳細はこちら |
0円 | 550円 | 24時間 年末年始を除く |
![]() 詳細はこちら |
0円 | 550円 | 24時間 |
オンライン診療サービスを利用する際には、診察の流れや対応時間、配送方法なども選択の重要なポイント。デジタルクリニックでは、初診料が設定されており、キャンペーン期間中は無料となる場合もあります。再診料は原則不要で、処方薬の配送は全国一律料金で行われ、クール便にも対応しています。診察は24時間いつでも利用できる体制が整っています。
他の主要なオンライン診療サービス、DMMオンラインクリニックやスマルナも、24時間対応で診察を提供。DMMオンラインクリニックでは年末年始を除く24時間対応、スマルナは常時24時間利用可能です。いずれのサービスも、配送は全国一律で、薬剤の受け取りが便利な体制が整っています。
こうした診察時間や配送方法の情報は、利用者が自分のライフスタイルに合ったオンライン診療サービスを選ぶ際の参考になります。診察料や配送条件は各サービスで異なるため、事前に確認することが推奨されます。
デジタルクリニックが向いている人・向かない人
デジタルクリニックのオンライン診療は、24時間対応や非接触での診療などの特徴があり、特定の利用者にとって利便性が高いサービスです。時間や場所に制約がある方や、プライバシーを重視したい方にはメリットがあります。
一方で、対面での診療を希望される方や、複雑な医療相談が必要な方には、従来の対面診療が適している場合があります。
デジタルクリニックを利用しやすい方
- 仕事や育児・介護などで、従来の診療時間内に通院するのが難しい
- 24時間いつでも予約できる診療体制を活用したい
- 自身で服薬管理ができ、定期的に薬を受け取れる
- プライバシーを重視し、待合室での他患者との接触を避けたい
- 地理的に通院が難しい地域に住んでいる
- 感染症予防の観点から非接触診療を希望している
厚生労働省の指針でも、通院負担の軽減や感染症予防の観点から、オンライン診療の利点が認められています。
他のクリニックを検討したほうが良い場合
- 対面での医師との直接的な相談や、触診・聴診など詳細な診察が必要
- 既往歴や併用薬が多く、副作用や薬剤相互作用のリスク評価が必要
- 緊急性を伴う症状(急性の腹痛、呼吸困難など)がある
- 情報通信機器の操作に不慣れで、オンライン診療の利用が困難
- 初回診療で身体所見の確認や検査(画像検査・血液検査など)が必要な症状
オンライン診療は便利なサービスですが、すべての症状に適しているわけではありません。状況に応じて、従来の対面診療も検討することが大切です。