
「オゼンピックで本当にダイエットができるか知りたい」
「オゼンピックのダイエット効果を知りたい」
このようなことでお悩みではないでしょうか?
オゼンピックは8種類のGLP-1受容体作動薬の1種であり、肥満症や2型糖尿病の治療薬として幅広く利用されています。
ご自身でオゼンピックを処方してもらえるクリニックを比較検討する場合には以下の点に着目しましょう。
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※上記2社は、オゼンピック&オンライン診療におすすめのクリニックの中から独自基準で決定しています。
本記事では、オゼンピックを扱っているクリニックのなかでも、特におすすめできるオンラインクリニックの詳細や、オゼンピックがダイエットにつながる仕組み、効果的な摂取方法などを解説します。
この記事でわかること
- オゼンピックを購入できるオンラインクリニックの名前
- オゼンピックでダイエットを目指せる理由
- オゼンピックの効果的な摂取方法
- オゼンピックとほかのGLP-1治療薬の違い
この記事がおすすめな人
- オゼンピックを利用してダイエットにチャレンジするか迷っている人
- オゼンピックを扱うクリニックの価格やサービスを比較したい人
- オゼンピックの効果的な摂取方法を知りたい人
オゼンピックでダイエットができるおすすめのクリニック2選
オゼンピックは、リベルサスやマンジャロといったほかのGLP-1受容体作動薬と比べて扱っているクリニックの種類は多くありませんが、一部では取扱いがあります。
オゼンピックを扱っているクリニックごとに、診察料や送料、アフターサービスなど細かな点に違いがあります。ご自身に合うクリニックを見つけるなら、それぞれのクリニックのサービス内容を比較検討することが重要です。
ここでは、マンジャロを通販で安く購入できてサポートも充実している、おすすめのクリニックをご紹介します。
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オゼンピック1本(税込) | 29,700円 |
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まだまだある!オゼンピックが処方されるおすすめのクリニック3選
前項ではオゼンピックを処方してもらうのにおすすめのクリニックとして「DMMオンラインクリニック」「クリニックフォア」をご紹介しましたが、オゼンピックを扱うクリニックはまだまだあります。
ここでは、DMMオンラインクリニックとクリニックフォア以外におすすめできるオゼンピックが処方されるクリニックを一覧表でまとめたのでご覧ください。
elife(イーライフ) | |
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・いつでもオンラインの相談を受け付けている ・メディカルダイエット以外にも美容皮膚科やAGA、EDなどにも対応する |
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オゼンピック 1ヶ月定期便(税込) |
1本:26,900円 2本:52,900円 |
オゼンピック 3ヶ月定期便(税込) |
3本:70,500円 6本:136,200円 |
オゼンピック 6ヶ月定期便(税込) |
6本:136,200円 12本:264,000円 |
診察料(税込) | 無料 |
送料(税込) | 無料 |
診療方式 | オンライン診療 |
支払方法 | クレジットカード |
診療時間 | 7:00〜22:00 |
湘南美容クリニック | |
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・全国に140院以上(2023年9月時点)を展開する ・オゼンピック以外に「リベルサス」「サクセンダ」も処方可能 ・医療機器を使った施術も行っている |
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オゼンピック(税込) | 1ヶ月1本:24,750円 |
診察料(税込) | 無料 |
送料(税込) | 1,000円 |
診療方式 | 対面診療・オンライン診療 |
支払方法 | ・現金 ・クレジットカード ・ビットコイン ・医療ローン |
診療時間 | 10:00〜19:00 |
渋谷駅前おおしま皮膚科 | |
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・年間22万人の来院実績がある ・リベルサス・サクセンダ・ビクトーザ・マンジャロなど多数の治療薬に対応 |
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オゼンピック(税込) | 1本(3回まで):20,350円 4本目以降1本:17,050円 |
診察料(税込) | 1,100円 |
送料(税込) | 2,200円(クール便) |
診療方式 | 対面診療・オンライン診療 |
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診療時間 | 月~金:11:00~14:00、15:00~20:00 土・日 :9:00~13:00、 14:00~18:00 |
オゼンピックはダイエット効果が期待できる「GLP-1ダイエット薬」

オゼンピックは、ダイエット効果が期待できる「GLP-1受容体作動薬」の一種です。
もともとは2型糖尿病の治療薬として利用されてきた医薬品で、2017年にはFDA(アメリカ食品医薬品局)の認可を受けました。現在では世界70ヵ国以上で販売されています。
2型糖尿病とは:血液中のブドウ糖が正常より多く(高血糖)なる病気のこと
遺伝や高カロリー食、運動不足などが原因として考えられ、インスリン分泌の量やインスリンの効き具合が低下し、インスリンの作用不足から血糖値を下げにくくなります。
オゼンピックは2型糖尿病の患者を対象にした臨床実験で、他のGLP-1受容体作動薬と比較しても持続性の高さが証明されています。
「GLP-1」とは?
GLP-1は、「グルカゴン様ペプチド-1」の略称であり、インクレチンと呼ばれるホルモンの一種です。
インクレチンはインスリンの分泌を促す作用があり、インスリンが分泌されることで血糖値が下がって満腹感が上昇します。
満腹感が維持できれば、1食の食べる量や間食が減り、摂取カロリーが少なくなってダイエットにつながります。
またGLP-1は、身体の代謝を向上させることが可能です。同じ運動量でも効率的に脂肪が燃焼することで、痩せやすく太りにくい体質になる効果も期待できるでしょう。
GLP-1は元々は小腸から分泌されているホルモンで、太りにくい体質の人はGLP-1が体質的に分泌しやすい可能性があります。
週に1回の注射で効果が期待できる
オゼンピックのメリットは、週に1回の自己注射で効果が期待できることです。
経口薬のリベルサスや、ほかのGLP-1注射薬に関しては毎日服用しなければいけないタイプもありますが、オゼンピックでは週に1回の自己注射のみでダイエット効果を期待できます。
他のGLP-1ダイエット薬と注射や投与の間隔を比較すると以下のとおりです。
オゼンピック | 週に1回の頻度で注射 |
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マンジャロ | 週に1回の頻度で注射 |
サクセンダ | 一定時間に毎日注射 |
ビクトーザ | 一定時間に毎日注射 |
リベルサス※内服薬 | 朝食前に毎日服用 |
注射での摂取は、いくら「痛みが少ない」といってもハードルが高く感じるものです。毎日注射を打つことは心理的にも継続が難しい可能性があります。
その点、「セマグルチド」が主成分であるオゼンピックは他のGLP-1ダイエット薬よりも期待できる効果が大きく、週に1回の注射で済むので精神的にも楽でしょう。
ただし、必ず決められた曜日に打つことがルールです。時間は何時でも大丈夫ですが、注射をする曜日がズレないように注意が必要です。
オゼンピックが食欲を抑制する仕組み
オゼンピックを体内に摂取することで食欲が落ち、ダイエット効果が期待できます。これは体内にあるホルモンの1種「GLP-1」の作用です。
【オゼンピックで食欲が抑制されるメカニズム】
- オゼンピックがGLP-1の分泌を促進する
- GLP-1が脳や胃腸に働きかける
- 食欲中枢に働きかけることで満腹感が維持され、胃腸の働きを緩やかにすることで食欲が抑制される
- 食事量が減ることで体重も減少する
GLP-1はもともと人間の体内に存在している物質であり、脳に働きかけて食欲中枢を抑制したり、医療の働きを緩やかにすることで食べ物を長く留めたりします。
GLP-1を摂取することで上記の働きが強まり、結果的に「食べたい欲求」が抑えられることでダイエットにつながります。
オゼンピックの使い方
ここからは、オゼンピックを注射する際の流れ・使い方について解説します。
オゼンピックを使う際の流れは、大きくわけて以下の3つの段階にわかれます。
- 注射針を取り付ける
- 注射の準備
- 体内に注入する
ここからは、オゼンピックの使い方について、各項目を詳細に解説します。
1.注射針を取り付ける
オゼンピックは、1箱に1本が封入されており、筆記用具の「ペン」のような形状になっています。
まず、手指を石鹸でよく洗って消毒したうえで、キャップを外します。このとき、ゴム栓の部分をアルコール綿でよく拭きましょう。
注射針をねじ山にまっすぐ差し込んで、止まるまで回しながらセットしましょう。「針ケース」と「針キャップ」を外すと、針が出てくるようになります。
注射針を刺す前に保護シールをはがしますが、このとき「後針が曲がっている」などの異常がないかどうかを確認しましょう。
2.注射の準備
初めて注射をする際は、すぐに行わずに「動作確認」をしましょう。
まず、注射器のダイヤル表示がゼロであることを確認し、ダイヤルを「点線目盛(0のすぐ後)に設定します。
カートリッジを数回指で弾くことで内部に残っている気泡を上に集めることができるので、集めたあとでボタンを押して薬が出るのを確認します。
また、併せて「ダイヤル表示がゼロに戻ったこと」も確認しましょう。
3.体内に注入する
オゼンピックはダイヤルで投与量を調整できるので、医師から指示された用量(0.25mg~2.0mg)にダイヤルをセットしましょう。
このとき、ダイヤル表示の数字がきちんとポインター(三角形)に合わさっているかを確認してください。
注射をする際は注射針を皮膚の面に対してまっすぐ根元まで刺すのがポイントです。刺すときは注入ボタンに指がかからないように注意しましょう。
おへその周り、脇腹、二の腕など、皮下脂肪がある部位に針を突きさし、ボタンを押すと薬が注入されます。「カチッ」と音がするまで、注入ボタンを真上から押し込みましょう。うまく注射できていれば、ダイヤル表示がゼロに戻っています。
なお、完全に薬液を注入するには、注入ボタンを押した状態で「6秒以上」は注射針をそのままにしましょう。
注入ボタンを押したまま、注射針を抜けば一連の作業は完了です。
オゼンピックは自己注射だが痛みがあるのか?
オゼンピックは注射薬であり、週に1回は自分の身体に注射することが必要です。多くの人は、「注射は痛いからイヤだな」と考えてしまうのではないでしょうか。
もちろん、体内に針を刺すので痛みが完全にゼロになると決まったわけではありませんが、一般的に想像する注射の痛みと比較すれば心配する必要はほぼありません。
オゼンピックで用いられる針の太さは髪の毛ほどと非常に細く、皮下注射をした際は痛みがほとんどありません。
仮に強い痛みを感じた場合は、針の先端が曲がっているなど、注射器が正常な形状になっていない可能性があります。細い針はわずかな衝撃でも曲がってしまう可能性があり、そのまま使用すると痛みが発生する可能性もあります。
オゼンピックに限らず、注射を扱うときは細心の注意を払いましょう。
針の先端が曲がっていることを確認できた際はあたらしい注射針に交換し、空うちを行い、動作に問題ないことを確認したうえで改めて注射をすることになります。
オゼンピックによるダイエット効果とは?

オゼンピックは、GLP-1ダイエット薬のなかでもとくに体重減少が期待できますが、主に以下の2つの理由によります。
- 空腹感の減少効果
- 食欲を抑える効果
では、実際にオゼンピックによるダイエットをすると、どのくらいの効果が期待できるのでしょうか。
効果が出はじめる時期と、オゼンピックのダイエット効果について、深掘りして見ていきましょう。
オゼンピックが効果を発揮し始める時期
オゼンピックの治療期間は、一般的に半年から1年ほどが推奨されています。
人にもよりますが、オゼンピックのダイエットを始めて4週間ほどで体重減少などの効果を期待できるとされています。実際にある実験でも、オゼンピック服用の開始から4週間後に体重減少が確認されています。
なかでも、効果を実感しやすくなるタイミングは、治療を始めてから2~3ヶ月のことです。
ある試験によれば、4週目くらいから徐々に体重が減少し、12週目(3ヶ月目)くらいで-5kgと効果が徐々に大きくなっていることがわかります。
全額自己負担100%なので金銭的な負担も大きいかもしれませんが、少なくとも3ヶ月~半年くらいは効果が出るまで続けてみることをおすすめします。
ただ、1ヶ月で5%以上の急激な体重減少は危険を伴うこともあるため、医師の指導のもとで体重減少を緩やかにする対策が施される場合もあります。
また、オゼンピックは使用を中止すると、食欲が戻ってリバウンドしやすくなります。
オゼンピックによるダイエットを中止する前に、バランスの良い食事と適切な食事量を身に着け、適度な運動ができるように生活習慣を見直しましょう。
オゼンピックの服薬でどのくらい痩せる?
オゼンピックを使ってどのくらい痩せるかは、使用する用量や期間、使用者が普段から多くの食事をしているかどうかなど、さまざまな要因で変動するので一概にはいえません。
実験結果によっても効果が異なります。例えばオゼンピックを30週間にわたって継続した研究では、同じGLP-1作動薬である「ビクトーザ」が2kgの体重減少だったのに対し、オゼンピックでは「約5.8kg」もの体重減少が確認されています。
オゼンピックの効果的な打ち方

オゼンピックは週に1回、決まった曜日に注射器で投与することになります。効果的な注射の打ち方をまとめると以下のとおりです。
投与量 | 初回〜4回分:0.25mg ※効果が認められなければ徐々に増量していく |
---|---|
使用のタイミング | 週に1回 ※曜日を決めて固定にする |
使用期間の目安 | 3〜6か月以上 |
注射する身体の場所 | お腹や太もも ※皮下注射 |
使用時の注意点 | ・最初は「空打ち」を行う ・未開封時は冷凍で保存する ・開封したあとは常温保存に切り替える ・使用済みの針は一般ごみとして捨てない |
オゼンピックは皮下注射(皮膚の下に薬を投与する方法)で、摂取するタイプの薬です。
血管への注射と違って注射の技術・知識がない方でも簡単に摂取できますが、より効果を高めるために以下のコツを事前に知っておきましょう。
初回は使用前に「空打ち」を行う
オゼンピックは、いきなり注射するのではなく、「空打ち」という準備が必要です。
空打ちとは、注射器内の空気を抜くために体内注射前に注射器を作動させることを指します。
空打ちをしないままで注射すると薬剤が上手に体内に入っていかないため、必ず行いましょう。
少量(0.25mg)から初めて徐々に用量を増やす
オゼンピックは、最初は少量(0.25mg)の投与から始まることになります。
一般的には4週間(4回)が経過しても効果が出ない場合には、医師の判断のもとで徐々に使用料を増やしていくことになります。
- 0.25mg:初回から約4週間(4回)は最低限の用量を投与する
- 0.5mgに増量:0.25mgを4週間投与し続けても効果が出ないとき
- 1.0mgに増量:0.5mgを4週間投与し続けても効果が出ないとき
4週間投与して効果が出なかったら用量を増やす検討をしますが、自己判断ではなく必ず医師の指示に従いましょう。
オゼンピックは投与量を増やすことで効果が出やすくなる半面、副作用が出やすくなるリスクもあるためです。
仮に投与量を増やしたことで副作用が出た場合、逆に投与量を減らす判断になる可能性もあります。
オゼンピックとほかのGLP-1ダイエット薬との違い

オゼンピックは「GLP-1受動体作動薬」の一種であり、体重減少・ダイエットに効果が見込める薬です。ほかの同様の薬と比較しても効果が高いといわれていますが、ほかの治療薬との違いを知ったうえで選択することが大切です。
ここでは、オゼンピックと、以下のGLP-1受動体作動薬の特徴を比較してみます。
- リベルサス
- マンジャロ
- ビクトーザ
- サクセンダ
オゼンピックとリベルサスの違い
注射薬であるオゼンピックに対し、リベルサスは飲み薬であるという明確な違いがあります。
オゼンピックは週1回の注射で効果が期待できますが、リベルサスは毎日ルールを守った服用が必要な点も違いです。
一方、リベルサスは注射が不要なため、始めるハードルは低いです。痛みに敏感でどうしても注射によるダイエットを避けたいなら、リベルサスのほうが向いている可能性があります。
ただし、「朝起きて空腹時に飲む」「1錠をコップ約半分の水(約120ml以下)で服用する」「飲んでから30分は飲食禁止」など細かなルールがあるため、続けられそうかは事前に考えておく必要があります。
週1回の注射を我慢できる人や、毎日の服薬を忘れそうな人は、オゼンピックのほうが向いている可能性があります。
オゼンピックとマンジャロの違い
マンジャロは、以下の2つのホルモンの作用を模倣する効果があります。
- グルコース依存性インスリン分泌刺激ポリペプチド(GIP)
- グルカゴン様ペプチド-1(GLP-1)
オゼンピックもほかのGLP-1受容体作動薬よりも高い効果が期待できることが臨床試験で示されていますが、マンジャロは「GIP」にも作用することで、オゼンピックよりもさらに強力な体重減少効果を示す可能性があります。
「SURPASS-2試験」と呼ばれる実験では、マンジャロの標準容量「5mg」のほうがオゼンピックの最大容量「1.0mg」より高い体重減少効果が認められています。
なお、マンジャロもオゼンピックも、週1回の皮下注射製剤である点は変わりません。
オゼンピックとビクトーザの違い
ビクトーザは、「リラグルチド」を主成分とするGLP-1注射薬です。
オゼンピックと違って毎日注射する必要があるのはネックですが、オゼンピックよりも副作用が出にくい傾向にあります。
ビクトーザは後述する「サクセンダ」と同様の成分の「リラグルチド」を含んでおり、同じメーカーが製造している薬剤という点でも共通しています。
ただ、注射用量を設定するダイヤルの最大値が異なります。
ビクトーザ | サクセンダ | |
---|---|---|
対象の疾患 | 糖尿病 | 肥満症 |
注射用量の最大値 | 1.8mg | 3.0mg |
注射用量の目盛り | 0.3mg刻み | 0.6mg刻み |
投与量を細かく調整するならビクトーザ、投与量の上限が大きい方が良いならサクセンダを利用することになります。
オゼンピックとサクセンダの違い
オゼンピックとサクセンダは、配合されている成分の種類や、体重制限の効果に違いがあるとされています。
まず、ヨーロッパでの実験では、サクセンダよりもオゼンピックのほうが、体重減少の効果が大きいとされています。
また、毎日の注射が必要なサクセンダに対し、オゼンピックは週に1回のみで良いというメリットもあります。
また、サクセンダは毎日の利用を忘れると効果が急激に落ちやすいといわれています。週に1回の注射で効果が出るオゼンピックの方が、忙しい社会人が利用する薬として向いている可能性があります。
一方、オゼンピックはサクセンダと比べて効果が出るまでに時間がかかりやすく、継続利用を繰り返すことで効果が薄れやすいというデメリットもあります。
オゼンピックを利用して痩せるためのコツ・ポイント

オゼンピックを利用することで、GLP-1によるダイエット効果が期待できますが、使用方法や用量が自身に合っていないと十分に効果が得られない可能性もあります。
オゼンピックに限りませんが、GLP-1によるダイエットに挑戦する場合はコツ・ポイントを守りましょう。
ここからは、オゼンピックでのダイエットをする前に知っておきたい上記2つのコツ・ポイントの詳細を解説します。
医師が指導する用法・用量を守る
オゼンピックでのダイエットを成功させるには、医師の指導に従って計画的にダイエットを進めることが必要です。
例えば、オゼンピックの用法や用量について、患者の体質などから医師が判断してくれるため、必ずその指示を守りましょう。
さまざまな研究結果から「ダイエット開始から4週目頃から体重が減り始めることが多い」と分かっています。
「すぐにでも効果が欲しいから」といった理由で摂取量を勝手に増やしたり、「効果が出ない」と判断して使用を中止したりするのは避けましょう。
もし副作用などが怖くて辞めたいときも、自己判断をせずに定期的に医師に相談しましょう。体調や副作用の有無に応じて、量の増減や中止・再開の判断を、専門家の知見からしてもらえるので安心です。
食事制限や運動も並行して行う
オゼンピックはダイエットに効果が期待できるのはこれまで解説してきましたが、毎週1回注射すればそれだけでどんどん体重が落ちていく夢の薬ではありません。
通常のダイエットと同じように、食事制限をして摂取カロリーを抑えたり、運動をして消費カロリーを増やしたりといったダイエットも並行して行いましょう。
オゼンピックの効果には「食欲の抑制」がありますが、満腹感を超えて食べ過ぎてしまうと思ったようにダイエット効果が期待できません。
また、適度な運動を取り入れることでリバウンドのリスクを減らし、ダイエット効果を高めることが可能です。
ただし、無理な食事制限や過剰な運動は、低血糖などの症状が出てかえって危険になる可能性があります。
医師と相談し、オゼンピックの効果が最大限発揮できる範囲内で適度な食事制限や運動をすることを心がけましょう。
オゼンピックと併用してはいけない薬に注意

オゼンピックは、併用してはいけない薬があるという注意点もあります。
オゼンピックに含まれる「セマグルチド」という成分は、食欲を減退させて満腹感を高める効果があります。そのため、同様の効果が見込める薬を併用することには低血糖のリスクがあります。
まや、インスリンなど、血糖値を下げる効果のある薬との併用も低血糖が起こる可能性があります。
そのほか、インスリンの分泌を促す「速効型インスリン分泌促進剤」や、インスリンの効きを促す「ビグアナイド系薬剤」なども、オゼンピックとの併用は避けるべきです。
併用してはいけない薬を個人で調べるのは限界があるため、オゼンピックを利用してダイエットをしたいときは必ず医療機関やクリニックを受診しましょう。
オゼンピックのデメリットやリスクを知っておこう

オゼンピックによるダイエットに挑戦する前に、オゼンピックのデメリットやリスクも知っておきましょう。
人によってオゼンピックによるダイエットの進み方はさまざまですが、人によってはデメリットやリスクを感じる可能性があります。
ここからはオゼンピックによるダイエットのリスクやデメリットを解説します。
オゼンピックの利用前に知っておきたい副作用
オゼンピックに限らず、GLP-1によるダイエットでは体重減少や満腹感の持続といった効果だけでなく、ダイエットとは無関係な「副作用」が起こる可能性があります。
なかには重篤な症状が現れる副作用もあるため、オゼンピックによるダイエットを始める前に副作用のリスクについても理解しておきましょう。
オゼンピックを摂取することで身体に現れる副作用として考えられるのは、主に以下の5つです。
- 吐き気・嘔吐
- 便秘・下痢
- 頭痛
- 低血糖
- 急性膵炎
ここでは、オゼンピックの副作用について、それぞれ解説していきます。
吐き気・嘔吐
吐き気や嘔吐などの胃腸障害はオゼンピックの副作用のなかでも発症するリスクがあるといわれています。
吐き気や嘔吐が起こる理由は、オゼンピックが持つ「胃の消化スピードを遅くする作用」によるものです。
胃の中に食べ物が残っている感覚が残ることで食欲が減退する効果が期待される一方、その感覚によって吐き気や嘔吐につながることもあります。
オゼンピックの使い初めに現れやすい症状で、ほとんどの場合は継続することで徐々に症状が落ち着きます。
ただ、ずっと症状が残り続けると日常生活にも支障が生じる可能性があるため、その場合は速やかに医師に相談しましょう。
便秘・下痢
便秘や下痢も、オゼンピックの副作用として代表的なものです。胃腸の動きを鈍らせる作用によって便秘や下痢が起きやすくなることが原因とされます。
また、食欲を減退して食事量が減少することも、便秘や下痢に繋がる要因でしょう。
こちらも、オゼンピックの利用しはじめに出やすい、比較的軽度な副作用です。吐き気の次に症状が出やすいとされているため、もし副作用が出ても慌てずに様子を見るようにしましょう。
多くの場合は、オゼンピックの利用を続けることで改善されていきます。
数週間以上にわたって症状が止まらないときは、便秘薬や下痢止めを処方してもらいましょう。
頭痛
頭痛は、オゼンピックによるダイエットで現れる副作用の1つで、主に投薬開始直後に現れやすいです。自身がオゼンピックのダイエットを開始した際に副作用として出る可能性は十分にあるでしょう。
頭痛になる理由は、血糖値が下がることで血管が収縮し、脳への血流が減少することが要因とされます。
吐き気や便秘と同様に軽微な副作用ですが、頭痛が治まらないときは日常生活や仕事に影響が出る前に医師に相談しましょう。
低血糖
オゼンピックを使用することで発生する可能性がある副作用のうち、重篤な症状の1つが「低血糖」です。
オゼンピックは、患者の血糖値が高いときのみ血糖値を下げる作用が働くとされているので、低血糖になる確率は低いとされています。
ただ、過剰な食事制限やトレーニングが引き金になったり、ほかのダイエット薬との併用が原因になったりして低血糖になるリスクはあります。
低血糖は「めまい」「顔面蒼白」「手足の震え」などにつながり、重篤な症状が出ると危険です。
一時的な応急処置としてブドウ糖が含まれたラムネなどを食べることで症状が治まることはありますが、油断せずにすぐ医師に相談することをおすすめします。
急性膵炎
急性膵炎も、オゼンピックの副作用のなかで特に重篤になる危険が大きい副作用の1つです。
オゼンピックには膵臓(すいぞう)に働きかけて「インスリン」の分泌をうながす働きがあるのですが、膵臓の負担を増やしすぎると急性膵炎になる可能性があります、
嘔吐を伴う激しい頭痛が起こった場合は急性膵炎の可能性があるため、早急に医療機関を受診しましょう。
もともと食事量が少ないと痩せにくい
オゼンピックを注射することで、少ない食事量で満腹感を得ることができ、食べ過ぎを防止することでダイエット効果が期待できます。
そのメカニズムの関係上、最初から食事量が少ない方の場合は効果が出にくいという特徴もあります。
オゼンピックでのダイエットに向いている人とそうでない人の特徴をまとめると以下のようになります。
- 食べることが好きな人
- 人よりも食事量が多い人
- オゼンピックのダイエットが向いていない人
- 食事量が人よりも少ない人
- もともと瘦せ型だが更に痩せたい人
元から痩せ型の人がさらに痩せたい場合などはオゼンピックでは効果が薄い可能性があるため、ほかのダイエット薬の使用を医師に相談してみましょう。
例えば「むくみ」がひどいことが悩みの場合、オゼンピックなどのGLP-1ダイエット薬よりも漢方薬のほうが向いている可能性もあります。
オゼンピックを使ってはいけない人もいる

これまで紹介してきたとおり、オゼンピックは他のGLP-1治療薬と同様、ダイエットに効果が期待できる薬です。ただ、誰でも利用して良いということではなく、利用するのに適さない人もいます。
ここからは、オゼンピックを使ってはいけない理由を、人ごとに解説します。
合併症や既往歴がある人
合併症や既往歴がある方の場合、その病気の内容によってはオゼンピックによるダイエットができません。
例えば、過去に「膵炎」の既往歴がある人や、重度の胃腸障害がある人などが該当します。
上記以外の持病でもリスクが高まる可能性があるため、オゼンピックによる治療を希望する方は必ず位医療機関や美容クリニックで相談しましょう。
オゼンピックを摂取して副作用が出ても、ダイエット目的では保険の適用にならないケースもあります。副作用で病気を悪化させないためにも、必ず医師に相談のうえで始めましょう。
妊娠を考えている女性
オゼンピックは、すでに妊娠をしている方はもちろんのこと、「これから妊娠を計画している女性」についても服用することはできません。
現に2型糖尿病の治療でも妊活中の方にはGLP-1受容体作動薬は処方されず、インスリンが使われるとされています。
いますでにオゼンピックを利用している方が妊娠を希望している場合、妊娠希望時期の2ヶ月前にはオゼンピックの使用を中止する必要があります。
低血糖を起こす恐れがある人
低血糖を起こしやすい方も、オゼンピックの使用ができない可能性があります。
理由は、オゼンピックには「インスリンの分泌を促すことで血糖値を下げる」という作用があるためです。
実際には「血液中のブドウ糖の量が多い」など諸条件が揃った場合に作用するため低血糖のリスクは低いとは言われているものの、低血糖で脳下垂体不全や副腎機能不全など重篤な症状が出る可能性がある方には処方することはできません。
妊婦・授乳婦
妊婦の方や、出産済みでも子どもに母乳を与えている授乳婦の方は、オゼンピックによるダイエットはできません。
また、授乳婦についてはラット実験においてオゼンピックの成分が母乳に移行したという話しもあります。
よって、子どもの健康を害する可能性があることから、授乳中の場合もオゼンピックを利用できません。
出産後の方でオゼンピックによるダイエットをする場合は、母乳による授乳を中止する検討が必要になるでしょう。
小児・高齢者
オゼンピックは、0歳~14歳の「小児」が服用することはできません。臨床実験で小児への影響を実施できておらず、有効性や安全性を確認する手段がないことが理由です。
また、高齢者も同様です。高齢者は若い人よりも生理機能が低下している可能性があり、医師の判断によってはオゼンピックでのダイエットを見送ることになります。
高齢者の場合は医師の判断次第でオゼンピックを注射できる場合もありますが、それでも様子を見ながら慎重に進める必要があるでしょう。胃腸障害の副作用によって食事量の減少が見られると高齢者の体力に影響するため、即座に仕様の中止が判断される可能性もあります。
オゼンピックに関するよくある質問

最後に、オゼンピックのダイエット・オンライン診療などに関してよくある質問と回答をまとめました。
オゼンピックを打ち忘れたときはどうなる?
オゼンピックを打ち忘れた場合の対処法は、次の投与予定日まで「48時間以上空いているか」「48時間未満か」によって異なります。
次の投与予定日まで48時間以上空いている場合は、気付いた時点で1回分を投与しましょう。その後は、従来の予定日通りに投与を継続して問題ありません。
一方、次の投与予定日まで48時間未満の場合、投与を1回スキップすることになります。次の予定日に2回分をまとめて投与するようなことはせず、1回分に留めます。
打ち忘れたからといって、次の投与日まで48時間未満しかないなかで2回分を投与するのは危険なので絶対にやめましょう。
オゼンピックの使用済み針は捨てて良い?
オゼンピックを身体に投与する際は注射針を使いますが、注射針をそのまま家庭ごみとして捨ててはいけません。なぜなら、オゼンピックの使用済みの注射針は「医療廃棄物」の扱いになっているためです。
使用したオゼンピックの針はかかりつけのクリニックや薬局などに持ち込むことで、回収・処分してもらえます。クリニックや薬局から処理施設に送られたうえで処分されます。
もしクリニックから使用済み針の処分方法について特段の指示がなかった場合には、クリニックの担当医などに電話で確認しましょう。
オゼンピックは個人輸入サイトで購入できる?
購入できる可能性はゼロではありませんが、ほとんどの個人輸入サイトではオゼンピックを取り扱っていません。
また、取扱いがあるサイトの価格をみても、本記事で紹介しているクリニックよりも高額な価格設定になっています。
また、注射薬の個人輸入では「輸入許可証」が必要になり、税関の審査や検査などが複雑になります。
もちろん、個人輸入で入手したオゼンピックを投与して重篤な副作用があったとしても補償はされません。
価格の面でも安全面でも利便性の面でも、オゼンピックを個人輸入するメリットはないのが実情です。オゼンピックによるダイエットをするなら、国内のクリニックの診療を受けるのが安くて安全なのでおすすめです。
オゼンピックとリベルサスはどちらが痩せる?
注射薬のオゼンピックと経口投与のリベルサスは、いずれも体重減少の効果が期待されます。ただ、一般的には、オゼンピックの方がより高い効果が見込めるとされます。
その理由は投与量の違いで、体重管理を目的に開発されたオゼンピックの方が、リベルサスよりも高用量のセマグルチドを含有しています。セマグルチドの用量が多いオゼンピックの方が、より高い体重減少効果的と考えられます。
ただし、個人の体質によってもどちらが効くかは異なるため、絶対にオゼンピックが有利とは限りません。
また、高用量である分だけ、オゼンピックのほうがより強い副作用を示す可能性がある点も考慮する必要があります。
オゼンピックのダイエットは違法ではないの?
日本においてオゼンピックは、「医薬品医療機器等法」という法律で2型糖尿病に対する効果が承認された医薬品であり、ダイエット目的での購入や使用は違法ではありません。
海外では肥満の治療薬として認可されており、ダイエット目的で処方されています。
ただし、日本においては、ダイエット目的で使用する場合には健康保険が適用になりません。自由診療となり、オゼンピックや診察費用などは全額が自己負担です。
オゼンピックダイエットは怖いのですが、やらないほうが良いですか?
オゼンピックによるダイエットに怖さを感じる理由は人それぞれですが、考えられる理由の1つが「注射であること」です。週に1回とはいえ、身体に注射を打つという行為に対して「痛いのではないか」「副作用が強いのではないか」といった恐怖を感じる可能性はあるでしょう。
ただ、オゼンピックの注射針は採血や予防接種で用いられる針よりも細く、痛みを感じにくいとされています。痛みの感じ方には個人差があるものの、比較的少ない痛みでダイエット効果が期待できるでしょう。
どうしても注射が怖いということであれば、飲み薬である「リベルサス」を選択する方法もあります。
オゼンピックが製造中止になったのはなぜですか?
オゼンピックは2022年2月にアメリカでの製造と輸出が一時停止したことがあります。理由は製造工程に問題があり、アメリカ医薬品局からの指摘を受けたことです。出荷停止に伴い、当時の2型糖尿病患者は別のGLP-1受容体作動薬に切り替える必要がありました。
ただ、2024年1月から通常供給が再開されており、日本国内の一部クリニックで処方されています。
まとめ:オゼンピックは週1回の使用でダイエット効果が期待できるが注意点もある
オゼンピックは、数あるGLP-1受容体作動薬のなかでも、臨床試験で高い効果が立証された薬です。
注射をして体内に摂取すると聞くとハードルが高く感じるものですが、皮下注射であるため血管注射と違って初めての人でも失敗せずに摂取できます。採血用の注射器などと比較しても注射器の針が細く、個人差はありますが痛みも少なく済みます。
毎日の摂取は不要で週1回の注射で効果が期待できるため、多忙で毎日摂取する時間がない人や、毎日の摂取を忘れる不安がある人などにおすすめできます。
そんなオゼンピックを購入するなら、個人輸入による通販ではなく、医療機関や美容クリニックを受診することをおすすめします。医師の指導のもとで正しい用量を摂取でき、万が一の副作用のときなども対処用の薬を処方してくれます。
「オンラインクリニック」であれば、自宅のポストにオゼンピックが処方されるので、通院の手間を省いて効率的にダイエットの成功を目指すことができます。