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予防接種

当院の予防接種について

予防接種についての写真

予防接種は自分のため、
そして周りのみんなのためでもあります

予防接種は、細菌やウイルスなどの病原体からつくったワクチンをあらかじめ体内に取り込んでおくことにより、特定の病気に罹患しにくくする目的で行われます
その他、感染症の流行を阻止するという目的もあります。
当院では、インフルエンザワクチンと肺炎球菌ワクチンを主に提供しております。ご希望の方はあらかじめ、お電話もしくはWEBよりご予約の上、当院までお越しください。

主なワクチン

コロナワクチン

当院のコロナワクチンの特徴
・個別接種の基本型施設に選定され、マイナス80度のフリーザーを設置。
・ファイザー製のワクチンを使用。
・LINEから24時間簡単に予約可能。
・お電話でも予約可能。
・かかりつけ患者さんでなくても接種可能。
・当院では、2021年9月30日までにコロナワクチン3768回(1回目接種2117回、2回目接種1651回)の接種を行いました。
・当院へのワクチン供給分は接種1回目を2021年11月30日までに接種できるよう調整します。

令和6年4月からは、予防接種法上の定期接種B類疾病に位置づけられ、年1回、秋冬に高齢者など(注)を対象とした定期接種(自己負担あり、一部減免あり)として実施される予定です。
定期接種の詳細は決まり次第、市公式ウェブサイトなどでご案内されますので各自ご確認ください。
定期接種の対象とならない方は、任意接種(自費による接種)となります。
(注)65歳以上の方および60歳から64歳までの方で重症化リスクの高い方(範囲は季節性インフルエンザと同じ)
具体的には、心臓、腎臓または呼吸器の機能に障害があり、身の回りの生活が極度に制限される方、ヒト免疫不全ウイルス(HIV) による免疫の機能に障害があり、日常生活がほとんど不可能な方、と定められています。
定期接種の対象の方以外は 12歳以上自費16,000円(税込)となります。
2024年9月25日現在、当院ではファイザー社製のコミナティ筋注シリンジ12歳以上を使用いたします。

インフルエンザワクチン

インフルエンザとは、インフルエンザウイルスによる急性呼吸器感染症です。
このウイルスに感染すると1~3日くらいの潜伏期間を経て発症し、38℃以上の高熱、頭痛、関節痛、筋肉痛、寒気などの全身症状が現れます。普通の風邪と同様に、のどの痛み、鼻みず、せきなどの症状も見られます。高齢者や基礎疾患をもつ方では肺炎を併発するなど、重症化することもあります。

ワクチンの接種時期

インフルエンザワクチンは接種してから効果が出るまでに約2週間かかり、その効果は約5ヶ月間持続します。日本でインフルエンザが流行するのが例年1月上旬~3月上旬であることを考えると、毎年12月中旬頃までに接種するのが望ましいでしょう。

高齢者を対象としたインフルエンザ予防接種は、予防接種法に基づく「定期接種」ですので「公費助成」が受けられます。詳しくは、お住まいの市区町村にご確認ください。

予防対策

インフルエンザの感染予防には、①マスクの着用、②手洗いの励行、③適度な湿度の保持、④十分な休養、⑤バランスのとれた栄養摂取、が効果的です。さらに、流行前のワクチン接種によって感染リスクを下げておくことも大切です。インフルエンザウイルスは毎年少しずつ性質を変え、異なるタイプがはやるので、その変化に対抗するために、予防接種も毎年行う必要があります。

肺炎球菌ワクチン

肺炎とは、主に細菌やウイルスなどの病原微生物が肺に感染して炎症を引き起こす病気です。
呼吸器の防御機能が病原微生物を排除できなかった場合や、病気やストレスなどにより免疫力が落ちているときは、肺にまで入り込んだ原因菌が増殖してしまい、肺炎のリスクが高まります。

ワクチンの接種時期

接種は、1年を通していつでも可能です。ただし、接種後5年以内に再接種を行うと、注射部位の痛みが強く出るケースがありますので、再接種を希望される方は、5年以上の間隔を空けてください。接種の年月日は、忘れないようにメモに残しておきましょう。また、接種した部位が赤くなったり、腫れたり、熱を持ったり、痛んだりすることがありますが、通常は2~3日で治まります。その他、熱っぽい、だるいなど、体調に変化が生じた際は、すぐにご相談ください。

高齢者を対象とした成人用肺炎球菌ワクチンは、予防接種法に基づく「定期接種」です(定期接種の対象となる方は、生年月日により毎年異なります)。対象期間内に、市区町村の契約医療機関や保健所で接種を受けると、「公費助成」が受けられます。詳しくは、お住まいの市区町村にご確認ください。

予防対策

肺炎を予防するために出来ることとして、肺炎球菌ワクチンの接種があります。これにより、肺炎球菌による肺炎などの感染症を予防し、重症化を防ぎます(※すべての肺炎を予防できるわけではありませんので、ワクチンを接種したからといっても、うがい・手洗い・口腔衛生など、日常生活上の予防対策は怠らないでください)。

子宮頚がんワクチン

子宮頸がんの95%以上は、ヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスの感染が原因です。HPVの中で、とくに、HPV16型、HPV18型は特に前がん病変や子宮頸がんへ進行する頻度が高く、スピードも速いと言われています。しかし、HPV16型、HPV18型の感染は、HPVワクチンによって防ぐことができます。
有効率は非常に高く、抗体が作られる有効率は90%以上となり、実際に子宮頸がんを予防しているというデータが発表されてきました。

ワクチンの接種時期

9歳から接種可能ですが、無料接種できるのは小学校6年生から16歳になるまでです。 定期接種の対象年齢は小学校6年生~高校1年生相当の女子です。小学校6年生または中学1年生になったら初回接種を受け、1~2か月の間隔をあけて2回目、初回接種の6か後に3回目を接種します。 定期接種のサーバリックスとガーダシルは、接種スケジュールと成分が異なりますので、初回に接種したワクチンと同じ種類のワクチンを必要回数受けることが必要です。

定期接種の対象年齢以上の女子でも感染を予防するうえでワクチンの接種は有効です。詳しくは、医師とご相談ください。ただしこのワクチンを接種しても、すべての子宮頸がんを予防できるわけではないので、ワクチンを接種していた場合でも安心せずに子宮がん検診を受けることが極めて大切です。

費用(任意接種)

・シルガード1回 /25,000円(税込)
・ガーダシル1回/ 15,000円(税込)
・サーバリックス(要相談)
※ガーダシル、サーバリックスは小学6年生~高校1年生の女子の場合、公費助成で無料となります。いずれも要予約となります。

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹は、水痘・帯状疱疹ウイルスが原因で引き起こされる病気です。
このウイルスは水ぼうそうの後、体内に潜伏し、免疫力が低下したときに再活性化して帯状疱疹を発症します。
痛みを伴う皮疹が現れることが多く、特に高齢者では重症化しやすいです。

ワクチンの接種時期

帯状疱疹ワクチンの接種は、1年を通していつでも可能です。
接種後に注射部位が赤くなったり、腫れたり、熱を持ったり、痛むことがありますが、通常は数日で治まります。
体調に変化が生じた際は、医療機関にご相談ください。

定期接種と助成

現在、帯状疱疹ワクチンは定期接種ではありませんが、自治体によっては接種費用の一部を助成する制度がある場合があります。
接種を希望される方は、お住まいの市区町村で詳細を確認してください。

予防対策

帯状疱疹を予防するために、ワクチン接種は非常に有効です。
ワクチンにより、帯状疱疹の発症や、重症化を防ぐことができます。
ただし、ワクチンを接種したからといっても、日常生活での健康維持を心がけましょう。
バランスの取れた食事や規則正しい生活を心掛け、免疫力を高めることも大切です。

助成制度の対象者

次の1から3のすべてを満たす方

  • 1. 名古屋市に住民登録がある方
  • 2. 接種日時点で満50歳以上の方
  • 3. 下記の対象条件にあてはまる方(使用ワクチンによって対象条件が異なります。)

帯状疱疹ワクチンの種類について

帯状疱疹ワクチンは、現在2つの製品(シングリックス、ビケン)があり、効果や接種対象などに違いがあるので、必ず医師にご相談ください。
どちらか一方のみを選択して規定の回数の接種を完了していただく必要がありますので、ご注意ください。

自己負担金(医療機関で支払う金額)

4,200円/回
上記金額は、費用助成後の金額です。
全額自費で接種すると7,000円から10,000円程度かかります。

風疹ワクチン

風疹は、風疹ウイルスによって引き起こされる感染症です。
発熱や発疹、リンパ節の腫れなどが特徴で、特に妊娠初期の女性が感染すると、胎児に先天性風疹症候群を引き起こすリスクがあります。

ワクチンの接種時期

風疹ワクチンは、特に妊娠を希望する女性やその家族、または免疫のない成人に接種が推奨されています。
通常、風疹ワクチンは1歳頃と小学校入学前の2回接種しますが、成人で接種歴が不明な場合や抗体がない場合は、追加接種を検討してください。
接種後、注射部位が赤くなったり腫れたりすることがありますが、通常は数日で治まります。

定期接種と助成

風疹ワクチンは、定期接種の対象です。
対象年齢の方は無料で接種できます。
また、風疹抗体検査で免疫がないと判断された成人には、自治体によっては接種費用の助成がある場合がありますので、お住まいの市区町村で詳細を確認してください。

予防対策

風疹を予防するために、ワクチン接種は非常に有効です。
風疹ワクチンは、単独またはMR(麻疹風疹混合)ワクチンとして接種されます。
ワクチン接種以外にも、日常的な手洗いや健康管理を心がけ、感染予防に努めましょう。

名古屋市の助成

45歳から62歳の男性の皆様へ 風しんの抗体を持っていると思い込んでいませんか?
昭和37年4月2日から昭和54年4月1日の間に生まれた男性は、風しんの定期予防接種を一度も受けていません。
「風しんにかかったことがあるから大丈夫」と思っている人も、実は水ぼうそうや、はしか等の他の感染症と勘違いしていませんか?
この年代の男性は、女性や他の年代の男性よりも抗体保有率が低く、風しんに感染するリスクが高いため、実際に近年発生した風しんの流行でも感染の中心となった世代です。

自覚症状が少ないため、電車や職場など人が集まる場所で、気づかないうちに周囲の人たちに感染を広げてしまう恐れがあります。
もし妊娠初期の女性が風しんに感染してしまうと、赤ちゃんが心疾患、白内障、難聴などの先天性の障害を持って生まれる可能性があります(先天性風しん症候群)。
この制度の対象者とならない場合(女性や他の年代の男性)であっても、妊娠を希望する女性やそのパートナー等を対象とする風しんの抗体検査及び予防接種を無料で実施しております。

予約をしましょう!

無料クーポン券を使用しての風しん抗体検査及び予防接種は、全国の指定医療機関で受けられます。
抗体検査は、勤め先の健康診断で受けられる場合があります。(勤め先の健診担当者にお問い合わせください。)
多くの医療機関・健診事業者では予約が必要となりますので、あらかじめ医療機関等へお問い合わせください。

その他ワクチンについて

その他ワクチンに関する内容は
名古屋市ホームページをご確認ください

成人予防接種