名古屋市の天白区で待ち時間のない発熱外来をやってみて名古屋市の天白区で待ち時間のない発熱外来をやってみて

ブログ

名古屋市の天白区で待ち時間のない発熱外来をやってみて

みなさんお待たせしました。専門医がお答えシリーズです!
お待たせし過ぎたかもしれませんし、誰もお待ちではないかもしれません。
内視鏡といえば天白橋。内科もやっぱり天白橋。天白橋内科内視鏡クリニックの院長野田です。

https://tenpakubashi-cl.com/staff/

尚、スタッフ募集中です。

https://tenpakubashi-cl.jbplt.jp/

クリニックの院長グッズ販売中→こちら


 熱が出た時、あなたはどんな気持ちになりますか?不安ですよね。

「一体何が原因だろう?」「どの病院に行けばいいんだろう?」

そんな疑問を持つ方も多いのではないでしょうか?

名古屋市天白区には、発熱外来を専門とするクリニックがあり、患者さんの不安を解消する様々な検査や丁寧な説明を提供しています。

この記事では、天白橋内科内視鏡クリニックの発熱外来で受けられる検査内容や、待ち時間を短縮するためのポイントについて詳しく解説します。

熱の原因を突き止め、安心して治療を進められるように、ぜひ参考にしてみてください。

名古屋市天白区の発熱外来で受けられる主な検査内容

熱が出ると、体の中では一体何が起こっているんだろう?と不安になりますよね。実は、人間の体は、体の中に侵入してきたウイルスや細菌と戦っているとき、体温を上げて撃退しようとします。だから、熱が出るというのは、体が病気と闘っている証拠なのです。

天白橋内科内視鏡クリニックでは、患者さま一人ひとりの不安な気持ちに寄り添い、丁寧な診察とわかりやすい説明を心がけています。ここでは、当院の発熱外来で受けられる主な検査内容と、それぞれの検査が体の中で起こっているどんな出来事を教えてくれるのかについて、詳しくご紹介します。

コロナウイルス検査の種類と流れ

新型コロナウイルス感染症は、今や誰もが知る病気になりました。しかし、その症状は風邪と非常に似ており、検査なしに区別することは困難です。当院では、患者さまの症状やご希望に応じて、適切な検査方法をご提案させていただきます。

例えば、

  • PCR検査

    PCR検査は、ウイルスの設計図の一部をコピーして増やし、その存在を確かめる検査です。例えるなら、広大な図書館の中から、特定の一文が書かれた本を探し出すようなものです。この検査は感度が高く、ごくわずかなウイルスでも見つけることができます。そのため、発症初期や無症状の場合でも、正確に診断することができます。ただし、結果が出るまでにある程度の時間がかかるため、検査結果が出るまでは自宅で安静にしていただく必要があります。

  • 抗原検査

    抗原検査は、ウイルスそのものを構成するタンパク質を検出する検査方法です。PCR検査と比較して、迅速に結果が得られるというメリットがあります。例えるなら、犯人を捕まえるために、似顔絵を使って街行く人を探すようなイメージです。ただし、ウイルスの量が少なかったり、ウイルスの種類によっては検出できない場合もあるため、医師の判断によってはPCR検査を併用する場合があります。

インフルエンザ検査の詳細と結果の解釈

インフルエンザは、毎年冬になると流行する、発熱や咳、鼻水などの症状を引き起こす感染症です。インフルエンザウイルスは、空気中に漂っているウイルスを吸い込むことで感染します。

インフルエンザ検査では、鼻の奥に綿棒を入れて粘液を採取し、その中にインフルエンザウイルスが存在するかどうかを調べます。検査結果は約10~15分でわかります。もし、インフルエンザと診断された場合は、抗インフルエンザ薬が処方されます。抗インフルエンザ薬は、ウイルスの増殖を抑える効果があり、服用することで、症状の軽減や回復までの期間短縮が期待できます。

溶連菌感染症の検査手順と注意点

溶連菌感染症は、溶血性レンサ球菌という細菌が原因で起こる感染症です。のどの痛みや発熱、発疹などの症状が現れます。

溶連菌感染症の検査では、のどの奥を綿棒で優しくこすり、採取した検体の中に溶連菌が存在するかどうかを調べます。この検査は、迅速に結果が得られるため、その場で診断がつけられることがほとんどです。溶連菌感染症と診断された場合は、抗生物質が処方されます。抗生物質をきちんと服用することで、症状の改善や他の人への感染を防ぐことができます。

発熱外来の待ち時間を短縮するためのポイント

風邪を引いたり、熱が出たりすると、早く病院に行きたいのに、待ち時間が長くてイライラする… なんて経験はありませんか? 天白橋内科内視鏡クリニックでは、少しでも早く、そして安心して診察を受けていただけるように、待ち時間の短縮に努めています。ここでは、待ち時間を短縮するためのポイントをご紹介します。

天白橋内科内視鏡クリニックでは、患者さまの不安な気持ちに寄り添い、丁寧な診察とわかりやすい説明を心がけています。

例えば、小さなお子さんを持つお母さんから、「子供が急に熱を出してしまって…。病院に行くにも、待ち時間が長いと、ぐずってしまって大変なんです。」という声をよく耳にします。

また、「仕事が忙しいので、診察のために長時間待たされるのは困る」という方も少なくありません。

そこで、当院では、患者さまの貴重な時間を無駄にしないために、待ち時間の短縮に力を入れています。

予約の取り方とキャンセルポリシー

当クリニックでは、お電話またはインターネットで予約を受け付けています。待ち時間を短縮するため、事前のご予約をおすすめします。

Web予約はこちら

また、急な体調の変化などで来院が難しくなった場合は、お早めにキャンセルのご連絡をお願いいたします。

  • 予約の変更やキャンセル方法
    • お電話:診療時間内にお電話にてご連絡ください。
    • インターネット:予約サイトにアクセスし、予約変更・キャンセル手続きを行ってください。

通院のタイミングと効率的な受診方法

午前中は比較的混雑する傾向があります。比較的待ち時間が少ない午後や夕方の時間帯のご利用もご検討ください。

  • 例えば、こんな風に考えてみましょう。
    • 会社員の方:お昼休みの時間帯や、仕事帰りの時間帯
    • 主婦の方:家事の合間や、お子様を預けている時間帯
    • 学生の方:授業が終わった後や、休日の午前中

コロナ対策を考えた来院のヒント

当クリニックでは、新型コロナウイルス感染症対策として、院内の換気や消毒を徹底しています。また、患者様同士の距離を保つため、待合室の座席数を減らしたり、パーテーションを設置したりするなどの工夫も凝らしています。

  • ご来院の際は、マスクの着用、手指の消毒にご協力をお願いいたします。
  • 発熱や咳などの症状がある方は、事前に電話でご連絡ください。

また、発熱などの症状があっても、心臓停止後のように緊急を要する場合は、すぐに救急車を呼ぶなど、適切な対応をとることが重要です。

緊急性の判断は難しい場合もあるかと思いますが、心配な症状がある場合は、遠慮なくクリニックにご相談ください。

発熱外来受診後の注意事項と対応策

病院で診察を受け、検査結果が出たら、ホッと一安心…といきたいところですが、その後も油断は禁物です。検査の結果によっては、医師から自宅療養の指示が出されることがあります。

自宅療養中は、まるでマラソンを走り終えた後のように、体は疲弊し、休息を求めています。ゆっくりと休養を取りながら、体の状態をよく観察することが大切です。

自宅療養時の健康管理と注意点

自宅療養中は、自身の体の変化に敏感になり、まるで探偵のように注意深く観察する必要があります。

安静と水分補給を心がけましょう

風邪を引いた時、熱が上がるのは、体の中に侵入してきたウイルスと戦うためです。人間の体は非常によくできていて、ウイルスと戦うために、自ら熱を上げて、免疫力を高めているのです。この時、体はいつも以上にエネルギーを使っています。

例えば、風邪を引いて熱が出た時、体がだるく感じたり、食欲がなくなったりするのは、体がウイルスと戦うことに集中し、他のことにエネルギーを使えなくなるためです。

ですから、安静にして十分な睡眠をとり、体力を回復させることが大切です。水分もこまめに摂取し、体の水分バランスを整えましょう。お茶やスポーツドリンク、スープなど、自分が飲みやすいと感じるものを選んでください。

食事は無理せず、消化の良いものを

食事は、体が回復するためのエネルギー源となります。しかし、食欲がない時は、無理に食べる必要はありません。消化の良いものを少しずつ食べ、体の負担を減らしましょう。おかゆ、うどん、スープ、煮込み料理などがおすすめです。

体温と症状の変化を記録しましょう

体温計を使ってこまめに体温を測り、熱の出方を確認しましょう。体温の変化を記録することで、病気の経過を把握することができます。

また、発熱以外にも、咳や鼻水、喉の痛みなど、体の変化を感じたら、忘れずにメモしておきましょう。後から振り返ることができるように、具体的な症状や感じたことを記録しておくと、より正確に医師に伝えることができます。

家族への感染防止策

あなたが病気になると、心配するのは家族も同じです。大切な家族に病気をうつさないためにも、感染予防対策をしっかりと行いましょう。

咳エチケットを徹底しましょう

咳やくしゃみが出るときは、口と鼻をティッシュやハンカチ、または肘の内側などで覆い、周りの人へ飛沫が飛ばないように注意しましょう。

こまめな手洗いを習慣にしましょう

外出から帰ったら、石鹸と流水で丁寧に手を洗いましょう。特に、食事の前やトイレの後などは、必ず手を洗うようにしましょう。

共有スペースの利用は控えめに

自宅療養中は、できるだけ個室で過ごし、家族との接触を減らすようにしましょう。もし、共有スペースを利用する場合は、マスクを着用し、こまめな換気を心がけてください。

食器やタオルは共有しない

食器やタオルなどは、家族と共有せず、自分専用の物を使用しましょう。使用した食器は、すぐに洗剤で洗い、清潔に保ちましょう。タオルは毎日交換し、清潔な状態を保つようにしましょう。

症状悪化時の対処法と相談先

自宅療養中、症状が改善しない場合や、むしろ悪化してしまう場合は、すぐに医療機関に連絡し、指示を仰ぎましょう。

「心臓が止まってしまうような状態」は、一刻を争う緊急事態です。しかし、「発熱が続く」「咳がひどい」といった症状の場合でも、状況によっては命に関わる危険性があります。

例えば、呼吸が苦しくなったり、高熱が続いたり、意識がもうろうとする場合は、ためらわずに医療機関に連絡しましょう。

医療機関への連絡手段としては、電話相談窓口やオンライン診療などを活用する方法もあります。

「もう少し様子を見よう」と自己判断せずに、少しでも不安を感じたら、すぐに専門家のアドバイスを受けるようにしましょう。

まとめ

名古屋市天白区にある天白橋内科内視鏡クリニックでは、発熱外来において、コロナウイルス検査、インフルエンザ検査、溶連菌感染症検査などの検査を受けることができます。それぞれの検査では、PCR検査や抗原検査などの方法を用いて、患者様の状態に合わせた適切な診断が行われます。

また、クリニックでは待ち時間の短縮にも力を入れており、予約システムの利用や、時間帯を選んで受診することで、待ち時間を減らすことができます。発熱外来を受診した後、自宅療養が必要な場合は、安静と水分補給を心がけ、体の状態をよく観察することが大切です。症状が悪化した場合は、すぐに医療機関に連絡し、指示を仰ぎましょう。

全ては患者さんの「もっと早く治療しとけばよかった・・・」を無くしたいから。

詳しくは当院のホームページ(←こちらをクリック)からどうぞ。




令和6年9月6日 天白橋内科内視鏡クリニック 野田久嗣

・医学博士
・日本内科学会認定内科医
・日本消化器病学会消化器病専門医
・日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
・がん治療認定医

ホームページ(←こちらをクリック)
その他のブログ一覧(←こちらをクリック)
当院の採用情報(←こちらをクリック)

 

参考文献

  • Sandroni C, Natalini D, Nolan JP. Temperature control after cardiac arrest. Critical care (London, England) 26, no. 1 (2022): 361.

追加情報

[title]: Temperature control after cardiac arrest.,

[summary]: ## 【タイトル】 心臓停止後の体温管理

【要約】

  • 心臓停止後に死亡する患者の多くは、低酸素性虚血性脳損傷(HIBI)が原因である。
  • 実験的証拠は、低体温を目標とした体温管理がHIBIを軽減することを示している。
  • 2002年、1つのランダム化試験と1つの準ランダム化試験で、32〜34℃を目標とした体温管理が、心臓停止後に昏睡状態にある患者の神経学的転帰と死亡率を改善することが示された。
  • しかし、これらの試験が発表された後、他の研究では、低体温の神経保護効果に疑問が呈されている。
  • 2021年、体温管理に関するこれまでで最大規模の試験(TTM-2試験)では、蘇生後昏睡状態にある1900人の成人に対し、33℃を目標とした体温管理は、体温正常化または発熱管理と比較して、効果がなかった。
  • 2001年から2021年の間に発表された32件の試験の系統的レビューでは、32〜34℃を目標とした体温管理は、発熱予防と比較して、蘇生後90〜180日での生存率(RR 1.08; 95%CI 0.89〜1.30)または良好な機能的転帰(RR 1.21; 95%CI 0.91〜1.61)の改善にはつながらなかった。
  • 試験間にはかなりの異質性があり、エビデンスの確実性は低い。
  • これらの結果に基づき、心臓蘇生に関する国際連絡委員会は現在、心臓停止からの蘇生後に昏睡状態にある患者に対し、少なくとも72時間、体温を監視し、発熱(37.7℃)を積極的に予防することを推奨している。
  • 低体温を目標とした体温管理から恩恵を受ける可能性のある患者のサブグループを特定するためには、今後の研究が必要である。
  • 心臓停止後の体温管理なしで、体温正常化または発熱管理を比較した試験はない。

https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/36434649,

[quote_source]: Sandroni C, Natalini D and Nolan JP. “Temperature control after cardiac arrest.” Critical care (London, England) 26, no. 1 (2022): 361.