プラセンタ注射について|名古屋市天白区・原駅徒歩2分
監修:野田久嗣(天白橋内科内視鏡クリニック 院長)
消化器病専門医/消化器内視鏡専門医
最終更新:2026年7月
ほてり、発汗、イライラ、不眠。40代以降の女性で、こうした不調が
続く方は少なくありません。更年期障害の治療の選択肢のひとつに、
プラセンタ注射があります。
■ 費用
【保険が適用される場合】
医師が更年期障害(メルスモン)または慢性肝疾患(ラエンネック)と
診断し、条件を満たす場合は保険診療となります。
再診でメルスモン1管を注射した場合、3割負担でおよそ560円が目安です。
(初診時や、他の診療を併せて行う場合は金額が変わります)
【自由診療の場合】
美容目的など、承認された効能以外での使用は自由診療となり、
費用は全額自己負担(保険適用外)です。
プラセンタ注射 1アンプル 1,000円(税別)
※2アンプル以上の場合も、1アンプルあたり1,000円(税別)です。
※自由診療のため、保険は適用されません。
※効果には個人差があり、効果を保証するものではありません。
※副作用が生じる可能性があります(「副作用とリスク」をご確認ください)。
このページでは、プラセンタ注射について、効能・保険・費用・副作用・
注意点を、事実に基づいて解説します。
■ プラセンタ注射とは
プラセンタとは胎盤のこと。医療機関で使うプラセンタ注射剤は、
ヒトの胎盤から抽出したエキスを製剤化した医薬品です。
国内で承認されているのは次の2種類で、当院ではこの2剤を使用しています。
・メルスモン … 更年期障害、乳汁分泌不全
・ラエンネック … 慢性肝疾患における肝機能の改善
これ以外の目的(美容など)で使う場合は、承認された効能の範囲外となり、
自由診療(保険適用外)です。効果には個人差があり、効果を保証するもの
ではありません。
■ 保険が使えるかどうか
医師が更年期障害(メルスモン)または慢性肝疾患(ラエンネック)と
診断し、条件を満たす場合は保険適用となります。
保険適用の可否は、診断内容・使用量・審査機関の判断によって異なる
場合があります。美容目的など、承認された効能以外での使用は自由診療
となり、費用は全額自己負担です。
適用の可否は、診察のうえで医師がご説明します。
■ 副作用とリスク
次のような副作用が起こる可能性があります。
・注射部位の痛み、発赤、腫れ、硬結
・発熱、悪寒
・発疹、かゆみ
・まれに、ショックやアナフィラキシー様症状(呼吸困難、血圧低下など)
注射部位が強く腫れる、痛みが増す、発熱が続く、じんましんが出る、
息苦しい——こうした症状が出た場合は、自己判断で様子を見ず、
すぐにご連絡ください。
妊娠中・授乳中の方、過去に薬でアレルギーが出たことがある方は、
事前に必ずお申し出ください。
■ 献血ができなくなります(重要)
プラセンタ注射を受けた方は、以降、献血ができなくなります。
プラセンタ製剤はヒトの胎盤を原料とする生物由来製剤であるため、
理論上のリスク(変異型クロイツフェルト・ヤコブ病など)を考慮した
国の措置によるものです。
これまでに、承認されたプラセンタ製剤が原因と特定された感染症の
報告はありません。ただし生物由来製剤である以上、理論的なリスクを
完全にゼロとすることはできません。
献血を予定されている方は、注射を受ける前にご検討ください。
■ 頻度と、他の治療との関係
投与の頻度は、症状や目的、保険適用の有無によって異なります。
診察のうえで医師が判断し、ご相談しながら決めていきます。
更年期障害の治療には、プラセンタ注射のほかにホルモン補充療法や
漢方薬による治療もあります。それぞれ適応も注意点も異なり、
どれが優れているという単純な比較はできません。症状・年齢・既往歴を
踏まえて、適した選択肢をご説明します。
■ よくある質問
Q. 保険は使えますか?
更年期障害または慢性肝疾患と診断され、条件を満たす場合は適用と
なります。美容目的では自由診療です。
Q. 効果はどのくらいで出ますか?
効果の現れ方には個人差があり、効果を保証するものではありません。
Q. 献血ができなくなるのは本当ですか?
はい。生物由来製剤であることによる国の措置です。献血を予定して
いる方は、事前にご検討ください。
Q. 男性でも受けられますか?
慢性肝疾患による肝機能の改善(ラエンネック)は、性別を問わず
適応となる場合があります。それ以外の目的では自由診療です。
■ ご予約・アクセス
天白橋内科内視鏡クリニック
名古屋市天白区原1丁目102 ベル小島1階
地下鉄鶴舞線「原駅」2番出口から徒歩2分/提携駐車場あり
完全予約制
Web予約 https://tenpakubashi-cl.reserve.ne.jp/
電話 052-808-7201