保護中: 大腸カメラ(大腸内視鏡)テスト

来院一回で済む!!即日大腸カメラ始めました。

・便秘の方でなければ受診した当日に検査が可能です。

・当日の朝食は水分のみにとどめ、8時30分にご来院いただきます。

その後、当院で下剤を服用後に大腸の検査を受けることができます。
受診当日に検査ご希望の方はお電話にてご予約を承ります。
お電話にて当日の説明をさせていただきます。

大腸カメラ検査とは

大腸カメラ検査の写真

大腸カメラは、肛門から内視鏡を挿入し直腸から盲腸まで大腸に発生したポリープやがん、炎症などを調べるのに使用されます。
他の検査では識別困難だった大腸の色調変化や粘膜面変化をとらえることが出来るため、小さなポリープの発見も可能です。疑わしい所見が見られときは、生検のため組織を採取することもできます。近年では、拡大観察できる内蔵レンズや、曲がりくねった大腸の深部に挿入出来るよう、挿入部の硬さを任意に変化させる機能(硬度可変機能)等の導入によって、よりスムーズで詳細な大腸カメラ検査が可能です。

当院の大腸カメラ検査について

内視鏡専門医による痛みを抑えた大腸カメラ検査

内視鏡専門医による痛みを抑えた大腸カメラ検査

大腸カメラは様々な工夫で苦痛を軽減できるようになってきていますが、やはり「大腸カメラ=痛い、辛い」というのが一般的なイメージかと思います。 当院では痛みを最小限に抑える検査を目指しています。また、全ての方に消化器内視鏡専門医による検査を受けていただくことが出来ます。消化器内科の中には、内視鏡専門医ではない先生方もおられます。 そうした先生の検査全てが痛みを伴う訳ではありませんが、より正確に短時間の検査で完結したい場合は、大腸カメラ検査の実績がある専門医での検査がおすすめです。 当院での検査は15分ほどで終了します。丁寧だけど素早く検査することが患者さんにとって最大の利益であると考えています。

鎮静剤を使用した検査の写真

鎮静剤を使用した検査も可能

「以前、大腸カメラ検査をしてとても痛かった」「苦痛を感じずに終わる方法はないか」といったご希望がある方におすすめなのが、鎮静剤(静脈麻酔)を使用した検査です。
鎮静剤を使用して、意識がぼんやりしているうちに検査を行う方法で、人によっては寝ている間に検査が終わってしまったと感じることもあります。
検査後は1時間ほど横になっていただく必要がありますが、影響は少なくその後すぐに帰宅することができます。(麻酔を使用するため車等は運転できません)
大腸カメラはとても有意義な検査ですので、ご不安な方は鎮静剤を使用した検査も是非検討してください。

日帰り大腸ポリープ手術の写真

日帰り大腸ポリープ手術が可能

ポリープのサイズ、形状、部位などを見極め、院内で切除可能なポリープであると判断できた場合に限り、日帰りでの大腸ポリープ除去が可能です。具体的には、ポリペクトミーや内視鏡的粘膜切除術が行われます。ただし、悪性腫瘍が疑われるポリープ、粘膜の深層まで入り込んでいるもの、大きなポリープなどは入院が必要となりますので、当院と提携している専門病院を紹介いたします。

土曜日も大腸カメラ検査対応の写真

土曜日も大腸カメラ検査対応

平日にご来院が難しい患者さまにも柔軟に対応できるように土曜日の大腸カメラ検査にも対応しています。
当院は完全予約制となっており、土曜日でも待ち時間の少ない診療を行っています。

このような症状はお早めにご相談ください

  • 便秘や下痢の状態が続いている
    (普通の便と下痢などが繰り返される)
  • 血便
  • 腹痛や腹部膨満感が続いている
  • 貧血を指摘されたことがある
  • 顔色が悪いと言われる
  • 急激に体重が減少した
  • 便潜血検査で陽性となった
  • 大腸ポリープや大腸がんの治療をした経験がある

など

※特に便潜血検査が一回でも陽性だった方は
必ず大腸カメラ検査を受けてください

大腸カメラのメリット

症状がある場合の確定診断

大腸の疾患は、最終的に大腸カメラでなければ診断を確定できないものも多くあります。 ずっと診断が確定しない状態では、不安が強くなるだけでなく、症状が悪化していく可能性があります。症状がある方は大腸カメラを早期に受けることがメリットであるといえます。

大腸がんの早期発見

大腸がんの発見には、定期健診にも用いられている便潜血検査が広く知られていますが、がんに移行する前のポリープなどには反応しないことがわかっています。 肉眼で腸壁を観察できる大腸カメラを行うことで、便検査ではわからない早期がんやポリープの発見にも繋がります。 大腸カメラ検査を定期的に行っている方は、早期にがんを発見・治療でき、死亡率の大幅な低下が確認されています。

大腸ポリープの発見・切除が可能

ほとんどのポリープは良性ですが、がんに移行する可能性のあるポリープも存在します。大腸カメラはそんなポリープの発見ができるだけでなく、ポリープの切除まで可能です。 何度も検査を行うと体への負担も大きいことから、1度の検査で切除できるのは大腸カメラのメリットと言えます。

組織を採取し精密検査に出せる

ポリープと同様に腸壁に異変があった場合は、組織を採取して検査に出す「生検」を行うことができます。組織を精密検査に出すことでその腸の変化が良性なのか悪性なのかがはっきり診断できます。 結果が判明するまでに3日〜7日かかりますが、実際の組織を採取しているため、誤診が限りなく少なくなります。

大腸カメラの実施頻度

定期健診の場合

日本消化器内視鏡学会のガイドラインによると、直近2回の内視鏡検査で異常が認められない場合は5年ごとの大腸カメラ検査でもよいと記載されています。 しかし40歳以上の方は徐々にリスクが高まりますので、かかりつけ医と相談しながら受けるようにしましょう。

経過観察の場合

ポリープを切除したことがある、あるいは軽微な異常が見つかり経過観察となっている方は1〜3年を目安に大腸カメラ検査を受けましょう。 それぞれの病態によって検査頻度が異なるため、病院や主治医の指示に従いましょう。

大腸カメラ検査の費用

事前診療(初診料、内視鏡検査に
必要な薬剤、血液検査、
胸部X線、心電図)
約6,570円~
内視鏡検査(検査のみ) 約5,500円
内視鏡検査(組織を採取して
検査を行った場合)
検査のみに加えて
約5,500円~約7,700円


※健康保険適用で3割負担の場合の費用です。
※ポリープ切除を行った検査日は、約27,500円~約33,000円程度をご用意ください。

 

大腸カメラ検査の流れ

01 大腸カメラ検査前日

夕食(できるだけ消化のよいもの)は午後5時頃までに済ませてください。
※前日から下剤を飲んでいただくこともあります。
検査の時間帯にあわせて、前日の食事制限をお伝えします。しっかり腸の中をからっぽにして検査をすることで、よりスムーズに正確に検査をすることができますので、かならず指示通りにするようにしてください。
必要に応じて下剤を処方いたします。脂肪分の多いもの、食物繊維が多いものは消化に時間がかかりますので避けるようにしてください。
水分摂取に関しては特別制限はありませんが、野菜ジュースなど食物繊維が含まれているものは避けましょう。

02 大腸カメラ検査当日

飲食やタバコ、お薬の服用は控えてください。
※お薬に関して、事前に医師にご相談ください。
※できるだけ楽な服装でご来院いただき、車でのご来院は控えてください。

03 大腸カメラ検査開始

ご希望や内容にあわせて鎮静薬(ミダゾラム)を使用します。そうすることで、ほとんど寝た状態で検査を進めることが出来ます。
肛門にカメラをいれていきます。おしりは出すことができるけれども、隠れているような専用の下着を着てもらいますので、まわりからはほとんど見えません。
できる限りリラックスして力を抜くことで、スムーズに進めることができます。当院はそのための雰囲気づくりも大切にしております。

04 大腸カメラ検査中

ぐねぐねとした腸のトンネルを進んでいきます。患者さんによって、また医師が上手でなければ痛みが出てしまうことがありますが、最近はカメラの進化と修練で苦痛はだいぶ少なくなっています。
大腸の一番奥、盲腸のあたりまでカメラをすすめたら、ゆっくり戻りながら腸の中を観察していきます。
この時も技術次第ではポリープの見落としが起こりえますから、技術の高い医師は、丁寧にいつも同じ手順で観察していきます。
もし途中、切除が望まれるポリープがあったら、そのまま電気の通るワイヤーで削り取ってくることもあります。肛門のギリギリのラインまで丁寧に観察したら検査終了です。

05 大腸カメラ検査後

検査が終わったら鎮静薬を切り、ゆっくりベッドで休んでいただきます。検査後、お腹に違和感が残ることはほとんどありません。
鎮静がきれてはっきりしてきたら、医師が画像をお見せしながら結果を説明します。その場でポリープが取れた場合には、後日病理結果をお伝えします。
万が一、外科手術が必要な大腸癌が見つかってしまった場合には治療できる病院を紹介いたします。
※当日、検査結果を説明することも可能です(組織採取を行った場合は約2週間後)

<注意事項>

  • 車の運転は禁止です。
  • 飲食は1時間後から可能です。
  • 激しい運動は控えてください。
  • 便に少量の血が混じる場合があります。