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麻疹流行のお知らせ

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天白橋内科内視鏡クリニックの院長野田です。

日進市、みよし市、豊明市、豊田市、長久手市、東郷町も至近。

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麻疹流行のお知らせ
かかりつけの皆様へ

最近、麻疹の流行が各地で報告されています。

麻疹は非常に感染力が強く、
重症化する可能性もあるため、
皆様にご注意喚起いたします。

麻疹とは

麻疹は、発熱、咳、鼻水、目の充血、
発疹などの症状が現れるウイルス感染症です。
非常に感染力が強く、
麻疹患者との接触後7~18日で発症します。

症状

発熱: 38℃以上の発熱が4日間以上続く
咳: 2週間以上続く
鼻水: 2週間以上続く
目の充血: 結膜炎
発疹: 顔や首から始まり、全身に広がる

発疹の画像はこちらから
→こちら


重症化リスク

乳幼児、高齢者、
免疫不全者は重症化するリスクが高くなります。
重症化すると、
肺炎、脳炎、死亡
などの合併症を引き起こす可能性があります。

予防

麻疹は、ワクチン接種で予防できます。
2回の麻疹ワクチン接種を完了することで、
99%以上の発症を予防することができます。

以下のような方は、ワクチン接種を検討してください。

2回の麻疹ワクチン接種を完了していない方
接種歴が不明な方
免疫不全の方
かかりつけ医にご相談ください

麻疹の症状が現れた場合は、
速やかに医療機関を受診してください。
受診する際は、事前に医療機関に電話で連絡し、
麻疹の可能性があることを伝えてください。

その他

麻疹に関する最新情報は、
厚生労働省や国立感染症研究所のホームページなどで確認できます。

厚生労働省: 
https://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kekkaku-kansenshou11/01-05-14-03.html
国立感染症研究所: 
http://idsc.nih.go.jp/disease/measles/index.html

麻疹の治療

麻疹は、ウイルス感染症であり、特効薬はありません。
治療は、症状を和らげる対症療法が中心となります。

主な症状

  • 発熱
  • 鼻水
  • 目の充血
  • 発疹

対症療法

  • 解熱剤: 発熱に対して
  • 鎮咳剤: 咳に対して
  • 抗ヒスタミン薬: 鼻水、目の充血に対して
  • 水分補給: 脱水予防のため
  • 栄養補給: 体力回復のため

安静

十分な休息と睡眠をとることが大切です。

合併症

肺炎、脳炎、死亡
などの合併症を引き起こす可能性があります。
これらの症状が現れた場合は、
速やかに医療機関を受診してください。

予防

麻疹は、ワクチン接種で予防できます。
2回の麻疹ワクチン接種を完了することで、
99%以上の発症を予防することができます。

ワクチン接種

以下のいずれかに該当する方は、ワクチン接種を検討してください。

  • 2回の麻疹ワクチン接種を完了していない方
  • 接種歴が不明な方
  • 免疫不全の方

医療機関にご相談ください

麻疹の症状が現れた場合は、
速やかに医療機関を受診してください。
受診する際は、
事前に医療機関に電話で連絡し、
麻疹の可能性があることを伝えてください。

全ては患者さんの
「検査しとけばよかった・・・」
を無くしたいから。
詳しくは当院の
ホームページ(←こちらをクリック)からどうぞ。

令和6年3月12日
天白橋内科内視鏡クリニック 野田久嗣

・医学博士
・日本内科学会認定内科医
・日本消化器病学会消化器病専門医
・日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
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