下痢と大腸カメラについて下痢と大腸カメラについて

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下痢と大腸カメラについて

みなさんお待たせしました。お待たせし過ぎたかもしれませんし、誰もお待ちではないかもしれません。

今回は、「下痢」についてです。


その前に・・・

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大腸カメラ検査:下痢が続くあなたへのおすすめ

下痢は多くの人が経験することで、多くの場合、一過性のものであり、大きな健康問題を考えることはありません。

しかし、検査が必要になることがあります。

その中でも、大腸カメラ検査は大腸の健康状態を詳しく知ることができる有効な方法です。

1.やはり大腸カメラ検査が必要か?

大腸カメラ検査は、大腸の内部を直接視覚化することができる検査方法です。

これにより、ポリープ、炎症、腫瘍、出血、感染などの異常を確認することができます。

持続的な下痢は、これらの異常のサインである可能性があり、適切な診断と治療が必要です。

2. 下痢の原因

下痢の原因は多岐にわたりますが、以下は大腸カメラ検査で特定できる主な原因の一部です:

  • 炎症性腸疾患:クローン病や潰瘍性大腸炎など。
  • 大腸ポリープ:良性の腫瘍ですが、悪性化するリスクがあります。
  • 大腸癌:早期発見が治療の成功につながります。

3. 大腸カメラの安全性

大腸カメラ検査は、経験豊富な医師によって実施されれば非常に安全です。

最新の技術と機器により、痛みや不快感は極力抑えられます。

4.検査のプロセス

検査前に、患者は下剤を使って腸をきれいにします。この準備は非常に重要で、検査の精度に直接関係しています。

検査当日は、軽く鎮静して受けることができ、不快感や痛みを感じることは少ないです。

5. 結果の解釈

大腸カメラ検査では、検査中にあった異常を直接確認すること

ポリープや腫瘍があった場合、その場で組織を採取して病理学的検査を行うことが可能です。

これにより、その異常が良性か悪性か、または炎症性のものなのかを特定することができます。

6.検査後のフォローアップ

検査後、一時的な腹痛や膨張感を感じることがあるかもしれませんが、これは空気を注入して腸を拡張した際の影響で、ほとんどの場合はすぐに消えていきます。

持続的な痛みや出血がある場合は、医師に相談することが重要です。

7. 大腸カメラ検査の重要性

下痢が続くということは、体内で何か異常が発生している可能性があります。

特に、血便や体重減少、夜間の下痢や腹痛がある場合は、大腸癌などの重大な疾患の可能性があります。

大腸カメラ検査により、初期に原因を特定し、適切な治療を開始することができます。

8. まとめ

健康は何よりも大切です。

続く下痢には様々な原因が考えられますが、

継続的な症状は体の多少の異常を示唆する可能性があります。

初期の段階で異常を認識することは、適切な治療を受ける上で非常に有利に働きます。。

大腸には​​、体の健康に最も多くの疾患や状態が隠れている可能性があります。

炎症、感染、腫瘍、潰瘍、そして他の多くの疾患は、早期に発見されれば、治療のプロセスがはるかに簡単になります。

また、多少異常があった場合でも、早期に対応することで、より良い治療結果が期待できます。

結論

続く下痢やその他の症状に悩んでいる方は、大腸カメラ検査を検討してみてください。

あなたの健康を守るための一歩として、この検査は非常に価値のあるものとなります。

全ては患者さんの
「検査しとけばよかった・・・」
を無くしたいから。
詳しくは当院のホームページ(←こちらをクリック)からどうぞ。


令和5年10月3日
天白橋内科内視鏡クリニック 野田久嗣

・医学博士
・日本内科学会認定内科医
・日本消化器病学会消化器病専門医
・日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
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