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なぜ無症状の生活習慣病か怖いのじゃ?

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生活習慣病の正体とその危険性

生活習慣病とは、生活習慣が原因で起こる疾患の総称で、
高血圧、高脂血症、糖尿病などが代表例です。
これらは長年の生活習慣、特に運動不足と不均衡な食生活が原因となります。

生活習慣病は個人の生活習慣次第では予防・改善可能な病気ですが、
長期にわたり適切な管理がされない場合、
深刻な合併症と生命予後を脅かす可能性があります。
これら合併症のメカニズムと危険性について詳しく解説します。

まず高血圧の長期合併症ですが、血圧値が常時高値を保つことで、
血管壁や内皮細胞にダメージが蓄積されます。
特に60歳以降の高血圧者では、
脳卒中や心筋梗塞、消耗性腎臓病などが高リスクとなります。

高血圧が長期にわたって継続することで、
血管壁にストレスがかかり、
エラスチンやコラーゲンなど構成物質が損傷を受けます。
これにより動脈硬化が進行し、血管が弾力を失い骨化しがちになります。

特に大動脈と頭部血管が影響を受けやすく、
脳卒中リスクが上昇します。
また左心室性壁は肥厚し、心筋にとって負担となり心不全リスク亢進の原因となります。

糖尿病では長期的な高血糖状態が、
眼や神経・腎臓・動脈など全身の血管を破壊します。
不可逆的な視力喪失や糖尿病性腎症、壊疽・截肢の危険性が高まります。

更に高血圧と糖尿病が合併する場合は、各器官へのダメージが加重されます。
脳卒中や心疾患リスクは特に高い部類に属します。

一方で生活習慣の見直しで、これら合併症の8~9割は予防可能とのデータもあります。
運動、食事療法、ストレス管理など日常的な生活改善が病気の発症・進行を大きく抑えられるのです。

糖尿病性変では長期的高血糖が膜 transporterを変性させ、
血管内で糖分子が過剰に付着・反応し尿素を形成します。
これにより血管グリコールーシスと呼ばれる硬化過程が起き、全身臓器に影響します。

また免疫細胞異常から動脈瘤や壊疽まで進展する恐れがあります。
高血圧と併発すると上述のストレスが重なり、合併症の進行は一層早まります。

高脂血症も生活習慣が原因の代表的な生活習慣病の1つです。

高脂血症ではLDLコレステロールが過剰に血液中に存在します。
長期間LDL値が高値を維持することで、血管内皮でLDLが酸化され動脈硬化が促進されます。

特に coronaries動脈や脳動脈でこの傾向は顕著で、
高脂血症は心筋梗塞や脳卒中の危険因子となります。

加齢と共にriskfaktorが蓄積する60歳以降の男性では、
LDLコントロールが欠かせない健康寿命の観点からも重要です。



生活習慣では食事療法(飽和脂肪酸制限)と適度な運動がLDL低下に役立ちます。
定期健診も活用しながら、生活習慣の見直しに取り組みましょう。

以上、生活習慣病の代表例となる高脂血症の危険性と予防方法も合わせて解説いただきました。
以後の管理の参考になればと思います。

以上のように、生活習慣病はその病理メカニズム自体が全身に深刻な影響を及ぼす怖い一面があるのです。

全ては患者さんの
「検査しとけばよかった・・・」
を無くしたいから。
詳しくは当院の
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令和6年4月1日
天白橋内科内視鏡クリニック 野田久嗣

・医学博士
・日本内科学会認定内科医
・日本消化器病学会消化器病専門医
・日本消化器内視鏡学会消化器内視鏡専門医
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